JG_敷地延焼線(AutoCAD版)
敷地境界線からの延焼線(延焼のおそれのある部分)を作成するAutoCAD 2027 用プラグインです。
どなたでも自由にダウンロードしてご利用いただけます。
インストール方法やご使用方法は、同梱の「初めにお読みください(AutoCAD用).txt」をご確認ください。
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本ツールの特徴や機能は、鉄骨と耐火被覆の同時描画 – ADA で詳しく解説しております。
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AutoCAD 2027 プラグイン
AutoCAD ポリラインの一括作成
JG_一括面積(AutoCAD版)— 単線プランを選ぶだけで、閉じたポリラインと面積が一度に。
単線で描いたラフプランの線分を選ぶだけです。線分どうしの交点から閉じた領域を見つけ出し、領域ごとに閉じたポリラインを作成して、面積を書き込みます。頂点をひとつずつ拾う必要はありません。
できあがるのは、ただの図ではなく AutoCAD の閉じたポリライン(LWPOLYLINE)です。そのまま面積照会にもハッチングにも使えます。もとの線分は残るので、プランを壊すこともありません。
| 取り込んだ AutoCAD の機能 | JG_一括面積での活かし方 |
|---|---|
| ポリライン(LWPOLYLINE) | 閉じた領域ごとに、閉じたポリラインを一括作成。面積照会・ハッチング・他のコマンドへそのまま渡せる |
| オブジェクト選択 | 窓選択でもクリックでも。室名にしたい文字も一緒に選べる |
| コマンド | コマンド名を打つだけで起動。読み取った線分と文字の数がコマンドラインに出る |
| 画層と文字スタイル | 現在層にそのまま作図。文字スタイルは自動で用意される |
線分の交点から領域を見つけ、区画ごとに閉じたポリラインを作ります。頂点を拾う作業がなくなります。
領域が入れ子のときは内側を差し引きます。中庭や吹抜など、合計から外したい区画を選ぶこともできます。
線分と一緒に文字を選べば、領域の中にある文字がその区画の室名になります。面積はその文字のすぐ下に入ります。
描画設定フォームは Jw_cad 外部変形版と同じものが開きます。覚え直しは要りません。もちろん、外部変形版もこれまでどおりお使いいただけます。
単線で描いたプランです。間仕切りの線をクリックすると、消したり足したりできます。そのたびに区画が分かれ直し、ポリラインと面積が組み替わります。区画の中をクリックすると、合計面積から除外できます(除外した区画は 0㎡ と記入されます)。
間仕切りを 1 本足すだけで区画が 2 つに割れ、面積も合計も追従します。実際のコマンドでも同じで、プランを直したらもう一度 KUKAKU を実行するだけです。面積を計算し直す必要はありません。
ここが AutoCAD 版のいちばんの値打ちです。作られるのは本物の閉じたポリラインなので、作図したあとが違います。
| 面積照会 | AutoCAD の AREA コマンドや、プロパティパレットの「面積」でそのまま確認できます。 |
|---|---|
| ハッチング | 境界として選ぶだけで塗り分けられます。用途別の色分けが一気に進みます。 |
| 求積図・求積表へ | 別ソフトの「JG_床面積表(AutoCAD版)」は、ポリラインをまとめて選んで求積図と求積表を作ります。ここで作ったポリラインをそのまま渡せます。 |
| 編集 | 頂点を動かす、オフセットする、面積を測り直す——ふつうの図形として扱えます。 |
もとの線分はそのまま残ります。ポリラインは上に重ねて作られるので、プランの線を消してしまうことはありません。
領域が入れ子になっている場合は、包含する側の領域から内側の領域が除かれ、個々に面積が算出されます。「入れ子状態の確認」フォームが立ち上がり、包含する青番号の領域と包含される赤番号の領域を確認できます。
「合計面積を書き出す」にチェックを入れると、除外の確認が出ます。「はい」を選ぶと「合計面積から除外する室(区画)の選択」フォームが開くので、面積合算リストから番号を選んで「面積除外」を押します。中庭や吹抜など、床面積に入れたくない区画を外せます。元に戻すボタンもあります。
除外した区画は「0㎡」と記入されます。図面を見れば、どこを外したかが分かる形です。
室名の入れ方は 2 通りあります。
やることが 1 つなので、覚えるコマンドも 1 つです。もう 1 つは設定用です。
コマンドラインに打つと「区画を求める線分を選択(室名にする文字も一緒に選択できます)」と表示されます。窓選択でもクリックでもかまいません。Enter で確定すると、読み取った線分と文字の数が表示され、描画設定フォームが開きます。
線分は 3 本以上必要です。中止するときは Esc、設定の段階でやめるときは「キャンセル」を押してください。キャンセルすれば図面は変更されません。
本体プログラムの保管場所を指定し直すコマンドです。「JG_一括面積」フォルダーを移動したときだけ使います。
| ポリライン | 閉じた領域ごとに、閉じたポリライン(LWPOLYLINE)が作図されます。もとの線分はそのまま残ります。 |
|---|---|
| 画層 | コマンドを実行したときの現在層に作図されます。作図する画層は、コマンドを実行する前に設定しておいてください。 |
| 文字スタイル | JG_KUKAKU が自動的に作成されます(フォントは MS ゴシック)。 |
| 文字の高さ | 描画設定フォームで指定した値(図面実寸)です。縮尺 1/200 の図面に文字高 2.5mm で記載するなら 500 を入力します。 |
| 面積の位置 | 原則として領域の中央に、中央合わせで記入されます。図面にある文字を室名として採用した場合は、その文字のすぐ下に記入されます。 |
| 合計面積 | 「合計面積を書き出す」にチェックを入れると、全体の中央付近に「床面積:○○㎡」と記入されます。 |
円・円弧は選択しても無視されます。ポリラインを選択した場合は辺に分解して解析しますが、円弧になっている辺は除かれます(除いた本数はコマンドラインに表示されます)。図面の単位は mm として扱い、面積は 1,000,000 で割って㎡に換算します。
「「㎡」を「m^u2」で記載」は Jw_cad 専用の指定のため、AutoCAD 版ではグレー表示(選択不可)になります。面積は常に「㎡」で記載されます。
%APPDATA%\Autodesk\ApplicationPlugins\ へコピーされます。管理者権限は不要です。AutoCAD が起動していると入れ替えられません。終了してから実行してください。全ユーザーで使う場合は C:\ProgramData\Autodesk\ApplicationPlugins\ へ(こちらは管理者権限が必要です)。WindowsAppJwwAxisSquare.exe を選択してください。中のファイルを別々の場所に置くと動きません。設定ファイルを同じ場所から読み込むためです。以前から別の場所に同じ名前のフォルダーをお持ちの場合は、本パッケージに同梱のものをお使いください。
はじめに、平面図(単線プラン)が描かれた図面を開き、作図を行う画層を現在層に設定してください。
KUKAKU と入力する「区画を求める線分を選択」と表示されます。同梱の「JG_一括面積」フォルダーは、従来どおり Jw_cad の外部変形としても使えます。Jw_cad の[その他]メニューから外部変形コマンドを選び、一括面積.BAT を指定してください。フォルダーを分ける必要はありません。
Jw_cad 版では「使用する文字種」に 1〜10 の番号を指定します。AutoCAD 版には文字種の仕組みがないため、ここが「使用する文字の高さ(mm)」に変わります。入力値はそれぞれ別に記録されるので、混ざることはありません。
| OS | Windows 11 |
|---|---|
| CAD | AutoCAD 2027(Jw_cad 外部変形版も同梱) |
| 開発言語 | Visual Basic .NET |
| ソフト種別 | 無償 |
| バージョン | Ver.1.0 |
2026 以前のバージョンでは動作しません。AutoCAD 2027 とそれ以前とでは、内部で使用する .NET のバージョンが異なるためです。2026 以前にインストールしても、読み込まれないだけで害はありません。AutoCAD LT では使用できません。
Excel への書き出しには、Microsoft Excel がインストールされている必要があります。
同梱の「アンインストール.bat」を実行してください。手作業で行う場合は、%APPDATA%\Autodesk\ApplicationPlugins\ から「KukakuArea.bundle」フォルダーを削除してください。レジストリなどは変更していないため、これだけで完了します。
設定の記録用に %APPDATA%\JgKukaku フォルダーを作成します。こちらも不要であれば削除してください。「JG_一括面積」フォルダーは、不要であれば手作業で削除してください。

設計者の方の多くは在来手摺の詳細図を描くにあたって、まずは部材寸法を経験値から入力して、その後に強度計算で強度を確認することが多いと思います。最近は、手摺高さが従来は1100mm以上あればよかったものから1200~1400が当たり前となり、強度計算でNGを経験することも増えてきていると思います。
設計段階で判明すれば調整できますが、工事費の見積り後に判明した場合、部材変更によるコスト増や予算超過につながる可能性があります。
また、安全性を確保するために必要以上に重い部材を選定すると、材料費や施工費にも大きく影響します。
そのため、設計荷重を満たしながら、できる限り軽量で合理的な部材を選定することが重要です。
「JG_手摺強度計算」は、強度計算により安全性を確認しながら、同時に手摺詳細図を作成できるJw_cad用の外部変形です。
強度計算、部材選定、概算重量の確認、詳細図作成を一連の流れで行えるため、設計作業を効率よく進めることができます。
強度計算書は以下の二通りに対応しています。
またJw_cadへの描画は
のセットとなります。姿図は、外側から見た図と内側から見た図を選択できます。

手摺のコストに直結する要素のひとつが、部材の単位重量です。
「JG_手摺強度計算」では、強度確認を行いながら、支柱やトップレール、ボトムレールなどの概算重量を確認できます。
これにより、安全性を確保しつつ、過剰な部材選定を避けた合理的な設計が可能になります。
さらに、手摺子、中桟、補助手摺といった二次部材も概算重量に加算できるため、手摺全体の重量を把握しながら、トータルコストの調整が行えます。
本ツールの大きな特徴は、従来の強度確認方法に加え、設計水平荷重から部材候補を逆引きできる点です。
あらかじめ部材断面を設定し、設計水平荷重を入力して強度計算を行います。
既に使用予定の部材が決まっている場合や、標準納まりを確認したい場合に適しています。
設計水平荷重を入力し、必要な断面性能から候補部材を自動抽出します。
候補部材は、単位質量が軽い順に表示されるため、安全性を満たしながら、より軽量でコストを抑えやすい部材を効率よく選定できます。

材質は、以下の4種類に対応しています。
金属部材は、以下の断面形状から選択できます。

部材断面は、JIS規格や一般に流通している鋼材リストをもとに抽出します。
鋼材リストはCSVファイルとして同梱されているため、必要に応じて編集することも可能です。
実際に流通している部材リストをもとに選定できるため、施工段階で部材を選び直す手戻りを抑えられます。
手摺の取付方法は、以下から選択できます。
取付条件に応じた強度確認と作図が可能なため、一般的な在来手摺からガラス手摺まで、幅広い設計検討に対応できます。

手摺子の形状は、以下から選択できます。
トップレール(笠木)の下に、縦格子やパネルを受ける横桟を追加することも可能です。
また、手摺子を支柱の外側に持ち出す設定にも対応しています。
例えば、横格子を外側に持ち出してルーバー手摺のような形状にすることもできます。

各部材寸法は自由に調整できるため、正方形格子や意匠性のある手摺など、さまざまな形状の詳細図を作成できます。

補助手摺は、一段手摺と二段手摺を選択できます。
端部形状は、以下から選択可能です。
用途や納まりに応じて、補助手摺の出寸法、直径、高さなどを設定できます。
また、推奨値の入力機能により、一般的な補助手摺寸法を簡単に設定できます。
冒頭で述べた通り、強度計算書をWord形式で出力できます。
計算結果を報告書として整理できるため、社内確認、施主説明、提出資料作成の参考資料として活用できます。
バージョン1.2からは、階段やスロープ手摺用に、角度を付けた姿図を作成できるようになりました。
角度は最大60度まで選択でき、設定した角度は重量計算にも反映されます。
これにより、水平手摺だけでなく、傾斜部の手摺計画にも対応できます。

「JG_手摺強度計算」は、手摺の強度確認、部材選定、概算重量の確認、詳細図作成をまとめて行えるJw_cad外部変形です。
設計荷重を満たす安全性を確認しながら、部材重量を抑えた合理的な設計をサポートします。
在来手摺、補助手摺、階段・スロープ手摺、ガラス手摺など、さまざまな手摺設計の効率化にご活用ください。
【1】zipファイルを解凍し、JWWフォルダー内または任意の場所に保管します。
【2】Jw_cadの[その他]メニューから外部変形コマンドを選択します。
【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_手摺強度計算」フォルダー内の「手摺強度計算.BAT」をクリックします。
【4】Jw_cadのトップメニュー下に「◎配置基準点指示」と表示されるので、点をクリックします。左クリック(L)で任意点、右クリック(R)で読取点を指定します。
補足:クリックした配置基準点には、手摺断面図の支柱の左下端部(強度計算用手摺高さの基点)が配置されます。

【5】基本設定フォームが立ち上がるので、H(高さ)をmm単位で入力します。
次に、取付タイプを「1 天端取付」、「2 側面取付」、「3 ガラス固定」の中から選択します。
次に、基本部材を「1.フラットバー」、「2.角パイプ」、「3.丸パイプ」、「4.片持ガラス」の中から選択します。
次に、材質を「1.スチール」、「2.ステンレス」、「3.アルミ」、「4.強化ガラス」の中から選択します。
次に作業手順として、支柱の断面形状を入力後に強度計算等を行う場合は、①「部材の入力後計算」ボタンにチェックを入れます。設計荷重の入力から計算によって支柱断面を特定する場合は、②「計算から部材特定」ボタンにチェックを入れ、「OK」ボタンを押します。
補足:取付タイプは、画面右側の模式図(1 天端取付、2 側面取付、3 ガラス固定)を参考に選択できます。
注意:H(高さ)は手摺の有効高さではなく、強度計算上の高さ(片持ち始点から荷重作用点までの高さ)です。
≪【5】で①「部材の入力後計算」を選択した場合≫

【6】強度計算と詳細入力フォームが立ち上がるので、①基本諸元入力から、W(支柱間距離)をmm単位で入力します。
次に、設計荷重を直接入力する場合は、「設計荷重入力」ボタンにチェックを入れ、右側の「水平荷重」テキストボックスに数字をkg/m単位で入力します。又は、グレードから入力する場合は、「グレード入力」ボタンにチェックを入れ、右側の「グレード」コンボボックスから数字を選択します。
補足:グレードは日本建築学会JASS13で決められているランク(使用区分)です。
コンボボックスから数字を選択すると、グレーアウトした水平荷重欄の値が変化するので、実荷重を確認することができます。(ただし「グレード入力」のラジオボタンにチェックが入っている必要があります。)
次に、②支柱部材寸法から、A(奥行)、B(幅)、t(厚み)(フラットバーは不要)、D(外径)(丸パイプのみ)を入力します。
補足:「JG_手摺強度計算」フォルダー内の鋼材表CSVファイルは、自由に編集することが可能です。
編集結果は、上記の強度計算結果に反映されます。
断面係数や断面二次モーメントは部材断面から算定するのではなく、鋼材表に記載のメーカー公表値が選定されます。理由は、角パイプなどにはコーナーにRが付いており、計算が複雑なためです。
また、角パイプを【5】で選択した場合、A(奥行)が50mm未満の場合は、角出しパイプ(かどが直角に近い角パイプ)が自動的に選定されます。
次に、「強度確認」ボタンを押すと、入力した部材断面を同梱の鋼材表(CSVファイル)から確認し、採用部材を選定します。
指定サイズが無い場合は近似値を採用し、強度計算が行われます。
計算後、「強度確認」ボタンの下に応力度とたわみ量が表示され、共にクリアしている場合は、総合判定で「OK」が表示されます。
補足:「強度確認」ボタンを押すと、採用部材の表示に続いて、トップレール(笠木)、ボトムレールの候補部材が自動的に決定します。
部材メンバーは、支柱、トップレール、ボトムレールの順で低減していきます。
最後に、手摺子や補助手摺等を除いた1mあたりの概算重量が表示されます。この値は、フォーム右下の「1mあたりの概算重量」に表示されます。
「強度確認」ボタンは何度でも押すことができます。
次に、強度計算の詳細(過程)を表示する場合は、左下の「計算の詳細を表示」チェックボックスにチェックを入れます。チェックと同時に「計算結果」フォームが表示されます。

補足:「計算結果」フォームには、付録として、支柱脚部の算定とトップレールの算定結果が表示されます。
次に、計算書をWordで出力する場合は、「計算書をWordで出力」チェックボックスにチェックを入れます。チェックと同時にWord文書が自動作成され、数秒後、「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されるので、保存場所とファイル名を確認し、「保存」ボタンを押します。
重要:計算は建築基準法施行令に基づいて行っていますが、計算に誤りがないかは、設計者自身の責任においてご確認ください。
また、計算は屋内環境を想定した主要部位の算出のみとなっておりますので、局部的な安全確認や風荷重等の影響を十分に検討した上でご採用ください。
<強度計算のみを行う場合はこの段階で終了です。「戻る」ボタンから【5】に戻り、「キャンセル」ボタンを押してください。>
次に、Jw_cadへの出力を行う場合は、「細部形状」において、ガラス手摺を除き、「形状」から「縦格子」、「横格子」、「パネル」のいずれかを選択します。
また、トップレール(笠木)下に横桟(上桟)を設ける場合は、「笠木下に横桟を設ける」チェックボックスにチェックを入れ、その下の「笠木と桟の間隔」テキストボックスに数字をmm単位で入力します。
次に、側面取付の場合で下桟を支柱下端に揃える場合は、「下桟を下端に通す」チェックボックスにチェックを入れます。
また、天端取付の場合で手摺子等を持ち出しタイプとする場合は、「持出し式」チェックボックスにチェックを入れ、持ち出し距離をmm単位で入力します。
次に、格子間隔(縦格子、横格子共通)を「D1(格子間隔)」テキストボックスにmm単位で入力します。入力すると、基準に合致しているかが右側に表示されます。また、下枠と床との隙間を「D2(格子間隔)」テキストボックスにmm単位で入力します。入力すると、基準に合致しているかが右側に表示されます。
注意:「下桟を下端に通す」場合は、下桟部位はトップレール(笠木)と同材になります。
縦(横)格子の部材断面は、一般的な断面形状で自動的に設定されます。
補足:「D1(格子間隔)」と「D2(格子間隔)」の設計基準は、「(一般財)ベターリビング墜落防止手すりの評価基準」に準拠しています。
次に、「その他設定」として、姿図(立面図)の全長と基壇高さ(有効高さに影響)、手摺長辺方向の角度(階段、スロープ用)を、各テキストボックスにmm単位で入力します。
また、姿図を内側(補助手摺の有る側)から見たものにするか、外側(補助手摺の無い側)から見たものにするかを、コンボボックスで選択します。
補足:描画は、断面図の支柱下端を基準にして、左から断面図、姿図の順で描画されます。
全長は10mまで、基壇高さは600mmまで、角度は60度まで選択できます。
基壇高さを0にすると、立ち上がりのないフラットな床形状となります。

次に、補助手摺を設置する場合は、右上の「有り」のラジオボタンを押します。デフォルトは「無し」となっています。
また、手摺を上下二段で設置する場合は、「二段手摺」チェックボックスにチェックを入れます。
次に、「補助手摺仕様」として、「出寸法」、「直径」、「上段高さ」(一段の場合はこちらのみ)、「下段高さ」を、各テキストボックスにmm単位で入力します。
必要に応じて、両端部の形状を「端部曲げ」から「垂直」、「水平」、「無し」の3種類から選択します。「補助手摺仕様」右上の「推奨値」ボタンを押すと、一般的な寸法が入力されます。
補足:上下手摺の高さは、それぞれ床からの高さで入力してください。
次に、1mあたりの概算重量(総重量)を確認する場合は、フォーム右下の「総重量」ボタンを押します。ボタンを押すと、細部部材と補助手摺を含めた手摺総重量に上書きされます。
補足:強度計算によって、支柱、トップレール、ボトムレールの重量が既に表示されています。
「総重量」ボタンを押すことで、「細部形状」、「その他設定」における手摺角度、「補助手摺」の各入力に基づいた部材荷重が追加されます。
縦(横)格子と補助手摺の部材重量は、選択した基本部材と材質ごとに、一般的な部材の単位質量が選定されます。
また、パネルの重量はアルミパンチングメタルを想定した重量で算出されます。アンカープレート、ガセットプレート、床立ち上がり等は含まれません。
注意:「強度確認」実行後、W(支柱間距離)を変更した場合は、1mあたりの概算重量に反映されません。その場合は、再度「強度確認」ボタンを押してください。
「OK」ボタンを押すと、Jw_cadの画面に断面図と姿図(立面図)が描画されます。
≪【5】で②「計算から部材特定」を選択した場合≫

【7】支柱部材算定フォームが立ち上がるので、W(支柱間距離)をmm単位で入力します。
次に、設計荷重を直接入力する場合は、「設計荷重入力」ボタンにチェックを入れ、右側の「水平荷重」テキストボックスに数字をkg/m単位で入力します。又は、グレードから入力する場合は、「グレード入力」ボタンにチェックを入れ、右側の「グレード」コンボボックスから数字を選択します。
補足:グレードは日本建築学会JASS13で決められているランク(使用区分)です。
コンボボックスから数字を選択すると、グレーアウトした水平荷重欄の値が変化するので、実荷重を確認することができます。(ただし「グレード入力」ラジオボタンにチェックが入っている必要があります。)
「逆引き計算」ボタンを押すと、断面係数と断面二次モーメントの目標(ターゲット)値が表示され、同梱の鋼材表(CSVファイル)から、単位質量が小さい順に、支柱部材候補が3つ表示されます。
次に、右下のコンボボックスから候補番号を選択します。
「OK」ボタンを押すと、【6】強度計算と詳細入力フォームが表示されます。①支柱部材寸法を確認し、必要であれば変更を行います。
「強度確認」ボタンを押すと、トップレール、ボトムレールの断面形状が確定し、1mあたりの概算重量が表示されます。その後の操作方法は【6】に記載の通りです。
注意:強度計算は【7】で行われていますが、支柱部材のみの算定のため、再度「強度確認」ボタンを押さないと、計算の詳細を表示できないばかりか、計算書のWord出力も正しく行えません。また、断面図等の出力もできませんので注意してください。
鉄骨造の矩計図を描くとき、梁のH鋼や母屋のCチャンなどの複雑な断面部材は、あらかじめJw_CADで図形登録をしておき、リストから選んで配置したり、フリーソフトで作図したいCADデータを検索してダウンロードしたりする場合があるかと思いますが、どれもちょっとした手間がかかります。
また、鋼材を描画した後でも、耐火被覆をオフセットで作図し、さらにハッチングをかけるとなると、それだけで5分、10分時間が割かれてしまいます。

、
「JG_鉄骨断面図」は、H形鋼や角形鋼管など、柱・梁に使用される鋼材の断面図を、呼び寸法などの簡単な入力だけで作成できる外部変形です。あわせて、耐火被覆の輪郭も同時に描画できます。
また、二次部材として使用されることの多いC形鋼、溝形鋼、L形鋼についても、呼び寸法と質量条件を入力するだけで容易に作図できます。
断面情報はJIS規格の鋼材表から直接抽出するため、板厚、フィレット半径、リップ形状なども正確に反映できます。入力項目は最小限でありながら、実寸に基づいた精度の高い断面図を作成できます。
矩計図や平面詳細図では、必ずしも細部まで正確に表現する必要はなく、縦横のサイズが合っていれば十分な場合もあります。しかし、細部の精度が不足していると、図面全体に違和感が生じることもあります。
そのような場面で、正確な鉄骨断面図を手早く作成したい場合は、ぜひ「JG_鉄骨断面図」をご活用ください。
「JG_鉄骨断面図」では、基本的な縦横寸法と単位質量の条件を入力して、意図している部材を抽出します。
指定できる主な条件は次の通りです。
下図にあるように、単位質量の違いは見た目にはほとんど感じられませんが、次で記載するように外形寸法が微妙に異なる部材をあえて抽出することも可能になります。

図①は、H形鋼について、
を条件として指定し、単位質量の抽出条件を
にそれぞれ分けて出力した例です。
このうち、最も軽い左側の断面は、
となっており、呼び寸法としては H=300、B=150 の系列ですが、実際の寸法は数mm小さくなっています。
この中途半端とも思える寸法は、製造工程上、板厚の異なる部材を同じロールで製作するために生じる寸法差で、
もちろん、正式なJIS規格品であり、実務でもよく使用される鋼材です。
寸法が数ミリ少なくても、呼び寸法は同一の系列に含まれるため、例えば単位重量を「最小」で検索した場合には、多くの寸法帯でこのような数mm小さい鋼材が抽出されます。
鉄骨のコストはトン数(重量)に比例するので、断面二次モーメントなどの性能が確保できる範囲で、できる限り質量の軽い部材を選択したいところです。
「JG_鉄骨断面図」で描画できる鋼材は、次の5種類です。

H形鋼と角形鋼管は、梁または柱として使用されることが多いため、指定した厚さで 耐火被覆の輪郭 を描画できます。
特にH形鋼については、用途や納まりに応じて、次の設定を選択できます。
図②は、被覆する部位と構法の違いによる耐火被覆形状の違いを示したものです。

H形鋼の耐火被覆では、柱用と梁用で形状が異なります。
柱用は、部材の四均等に被覆するため、断面形状は上下左右対称になります。
梁用は、上部にスラブが載ることを前提としているため、上面がフラットな形状になります。
このように、実際の構造部材の使われ方に応じた耐火被覆形状を描画できます。
耐火被覆の構法についても、次の方式を選択できます。
湿式構法や半湿式構法の場合を想定した被覆形状です。
鋼材の形状に沿って耐火被覆を描画します。
乾式構法などで採用される場合がある被覆形状です。
鋼材を箱状に囲うような形で耐火被覆を描画します。
このように、構法に応じて被覆形状を切り替えられるため、矩計図や詳細図の作図に活用できます。
耐火被覆部分には、ハッチングを入れることもできます。
ハッチングの種類は、次の2種類から選択できます。
また、作図条件として次の項目も指定できます。
図面表現や社内基準に合わせて、柔軟に作図設定を行うことができます。

「JG_鉄骨断面図」は、JIS規格の鋼材表に基づいて、建築用鋼材の断面図をJw_cad上に自動描画する外部変形です。
H形鋼や角形鋼管、C形鋼、溝形鋼、L形鋼など、実務でよく使う鋼材を簡単に作図できます。
基本的な呼び寸法と単位質量の条件から部材を簡単に抽出できるため、鋼材表から部材を探し出し必要がありません。
さらに、H形鋼や角形鋼管では耐火被覆の同時描画に対応しており、柱用・梁用、直貼り・箱貼りなどの違いも表現できます。
鉄骨造の矩計図や詳細図を作成する際に、正確なJIS規格断面を効率よく描画できるツールです。
【1】zipファイルを解凍し、JWWフォルダー内または任意の場所に保管します。
【2】Jw_cadの[その他]メニューから外部変形コマンドを選択します。
【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_鉄骨断面図」フォルダー内の鉄骨断面図.BATをクリックします。
【4】Jw_cadのトップメニュー下に、◎配置基準点指示と表示されるので、点をクリック(左クリック(L)で任意点、右クリック (R)で読取点)します。
補足:クリックした配置基準点に配置される鋼材の基準点は、原則、上フランジの中心ですが、H鋼と角型鋼管で柱を選択した際 は、部材の中心となります。またL型鋼の場合はアングル下端が中心となります。

【5】鋼材選択フォームが立ち上がるので、上部のメニューの「H鋼」「角型鋼管」「C型鋼」「溝形鋼」「L型鋼」の中から描画する鋼材を選択します。次に呼び寸法からH(高さ)とB(幅)をテキストボックスに入力し、単位重量を、プルダウンメニューの「最小「最大」「中間」の三段階のから選択します。
次に、「H鋼」「角型鋼管」を選択した際、耐火被覆を描画する場合は「描画する」ラジオボタンにチェックを入れ、厚みを入力します。
必要に応じて、部位をプルダウンメニューの「柱」「梁」から選択します。また構法をプルダウンメニューの「直貼り」「箱貼り」から選択します。
次に、耐火被覆内をハッチングする際は、右下の「被覆ハッチング」において、斜めハッチングとクロスハッチングを選択し、ピッチをテキストボックスに入力します。
全て入力後OKボタンを押します。
補足①:鋼材表はCSVファイルとして同梱しています。このファイル内にある部材のみが描画対象です。追加や書き換えなどは自由に行えます。

補足②:断面線の線(色)番号および線種番号は、Jw_cadの現在設定となります。またレイヤグループも同様です。
注意:角型鋼管とL型鋼の場合は、縦横同サイズのため、B(幅)の代わりにt(厚み」を入力します。
角型鋼管の場合は、HとBを入力することで、部材が一意に定まりますので、単位重量の選定は必要ありません。
角型鋼管とL型鋼のt(厚み)、C型鋼と溝形鋼のB(幅)の値に候補が無い場合でも、最も近似する部材が抽出されます。
≪【5】でハッチングを選択した場合≫

【6】ハッチング記載仕様フォームが立ち上がるので、線(色)番号(1から9まで)と線種番号(1から9まで)を入力します。次にレイヤグループから、描画グループ(0からFまで)と描画レイヤ(0からFまで)を入力します。
補足:線(色)番号および線種番号は、1~9以外の番号を入力すると現在設定で描画されます。レイヤグループは0~F以外の番号(又は記号)を入力すると現在のレイヤグループに描画されます。

【7】抽出結果が表示されるので、確認し、出力する場合は「OK」ボタンを、再度入力する場合は「戻る」ボタンを押します。
「OK」ボタンを押すと、Jw_cadの画面に鋼材断面が描画されます。
「JG_敷地図作成」は、土地測量図などに記載された座標一覧表のデータから、Jw_cad上に敷地図・測量図を作成できる外部変形です。
座標値を入力するだけで、敷地境界線の描画、測点番号、測点間距離、境界点の小丸、「敷地境界線」の記載などを同時に行うことができます。
さらに、座標法による敷地面積の算出にも対応しているため、座標一覧表との整合確認にも活用できます。
Jw_cadで測量図の座標データから敷地図を作成する場合、従来はかなり手間のかかる作業が必要でした。
従来の作業フローは以下です。
この手順では以下のような問題が起こりがちです。
「JG_敷地図作成」は、こうした煩雑な作業をできるだけ簡単にし、座標データから敷地図を効率よく作成するためのツールです。


測量座標から敷地図を作成する場合、単に境界線を描くだけでは実務上不十分なことが多くあります。
通常は、次のような情報もあわせて記載します。
従来は、これらをJw_cad上で別途記入する必要がありました。
「JG_敷地図作成」では、敷地境界線の描画と同時に、これらの情報をまとめて記載できます。
「JG_敷地図作成」では、座標データの入力方法を選択できます。
座標点が少ない場合や、手元の座標表を確認しながら入力したい場合は、フォームに座標値を一つずつ入力できます。
を入力します。
座標一覧表がExcelデータとして用意されている場合は、一括入力が可能です。
これで測量図を即座に描画できます。
最近ではAIを使って、紙の画像データからExcelデータへ変換することが容易になっています。後述する読み込み値の整合確認と合わせて活用すると、とても有効です。
また、座標一覧表そのものは「JG_Excel表変換」を使ってJw_cadに取り込めます。

「JG_敷地図作成」では、敷地図の描画と同時に、座標法による敷地面積を算出できます。
座標法は、一般に「靴紐公式」とも呼ばれる計算方法です。
測点の座標値から多角形の面積を求める方法で、これにより、
特に、画像データからExcel化した座標表を使う場合、数値の読み取りミスが含まれる可能性があります。
描画後に敷地面積を確認することで、元の座標一覧表との整合確認が行いやすくなります。
確認申請にも使用する敷地図を描画する際には、測点間距離や境界種別等の注釈記載も大事です。
「JG_敷地図作成」では、境界線の描画と同時に以下の情報を記載できます。
測点間距離は、通常の測量図で使われるように、mm単位で記載できます。
これにより、座標をもとに測量図を描くだけでなく、建築の敷地図として必要な基本情報をまとめて作図できます。
「JG_敷地図作成」は、座標一覧表からJw_cad上に敷地図を作成する作業を効率化する外部変形ツールです。
従来のように、Excelで座標を調整し、テキスト化して読み込み、Jw_cad上で追加作図を行うといった煩雑な作業を軽減できます。
また、敷地境界線の描画だけでなく、測点名、測点間距離、小丸、「敷地境界線」の記載、面積計算まで同時に処理できるため、建築の敷地図として必要な情報をまとめて作成できます。
座標データから、建築図面に必要な情報を盛り込んだ敷地図を効率よく作成したい場合や、Excel化した測量データの整合確認を行いたい場合などに有効なツールです。
【1】zipファイルを解凍し、JWWフォルダー内または任意の場所に保管します。
【2】Jw_cadの[その他]メニューから外部変形コマンドを選択します。
【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_敷地図作成」フォルダー内の敷地図作成.BATをクリックします。
【4】Jw_cadのトップメニュー下に、◎配置基準点指示と表示されるので、点をクリック(左クリック(L)で任意点、右クリック (R)読取点)します。
補足:測量図(座標一覧表)の最初のポイントが基準点に配置されます。
建築座標として使用する場合は、用紙の左下の原点を右クリックすると、座標系に建築図形を配置できます。

【5】座標入力フォームが立ち上がるので、フォームに境界点の番号(省略可能)とX座標とY座標をm単位で入力する。
補足:土地測量図のデータをそのまま入力してください。(X座標、Y座標を入れ換えて入力する必要はありません。)
建築座標入力で使用する場合はmm単位に置き換わります。
【5-1】Excelから読み込む場合は「Excelから座標を取り込む(単位:m)」にチェックを入れます。
補足:Excelデータは、フォームと同様に土地測量図のデータをそのまま使用してください。(X座標、Y座標を入れ換えて入力する必要はありません。
【5-2】各種設定として、①線(色)番号、②線種番号、③文字種番号、④境界点の直径を入力します。
番号(測点名)を記載する場合、測点間距離を記載する場合、測点間に「敷地境界線」を記載する場合、建築座標入力で使用する(X座標とY座標の入れ替え無しの)場合、各チェックボックスにチェックを入れる。
補足:「建築座標入力で使用する」にチェックを入れた場合、Jw_cad画面で最初にクリックするポイント(配置基準点)を用紙の左下とすることで、現座標系に図形を配置できます。単位はmm単位に置き換わります。
【5-3】「OK」ボタンを押すと、座標法(靴紐公式)によって算出された敷地面積が表示され、Jwcadの画面に敷地図(測量図)が描画される。
補足:線(色)番号と線種番号は、標準色の1~9を入力します。また、文字種番号は、1~10を入力します。上記以外の数字を入力すると、現在設定で描画されます。
座標法によって算出された敷地面積が自動的に記載されます。(不要な場合は削除してください。)
「敷地境界線」の文字列は、測点間距離の前に記載されます。
<「Excelから座標を取り込む(単位:m)」>にチェックを入れた場合

【A】入力方法のメッセージが表示されます。「座標一覧表の入ったExcelブックを選択して下さい。」と表示されるので、「OK」ボタンを押すと、フォルダーを選択するダイアログボックスが立ち上がるので、EXCELファイルを選択し「開く」ボタンを押します。
【B】表の選択フォームが立ち上がるので、シート名と、表の範囲を左上セルと右下セルで入力します。
「OK」ボタンを押すと、「読み込みが完了しました。」のメッセージに続き、座標法(靴紐公式)によって算出された敷地面積が表示され、Jw_cadの画面に敷地図(測量図)が描画されます。
「JG_書式化図枠」は、Jw_cad上で図面枠を登録・配置・更新できる外部変形です。
(旧名称は「図面枠更新」です)
図面名称・縮尺・図面番号など、各図面に固有の情報を残したまま、図面枠のフォーマットだけを差し替えることができます。
基本設計から実施設計へ移行する際や、設計途中で客先指定の図面枠へ変更する場合など、情報量の多い図面枠を効率よく整えることができます。
AutoCADを使用したことがある方であれば、「外部参照」という機能をご存じだと思います。
外部参照とは、他の図面ファイルやデータを現在の図面にリンクとして取り込み、参照元の変更を反映できる便利な機能です。
元データを直接編集しなくても、参照先の図面に変更内容を反映できるため、図面管理に非常に有効です。
しかし、Jw_cadにはこの外部参照機能が備わっていません。
そこで「JG_書式化図枠」では、外部変形を利用し、登録した図形をファイル間で共有・再利用する仕組みを実現しています。
「JG_書式化図枠」の考え方は、単なるコピー&ペーストとは異なります。
主な違いは、以下の点です。
つまり、登録図形を単に貼り付けるだけでなく、配置先の図面情報に応じて内容を調整できる点が特徴です。

この機能が特に有効なのは、図面枠の変更です。
図面枠のフォーマットは、設計事務所ごとのオリジナルであることが多く、通常は頻繁に変更されるものではありません。
しかし、実務では次のような場面で図面枠の変更が必要になることがあります。
このような場合に、図面名称・縮尺・図面番号などの情報を保持したまま手作業で移し替えるのは手間がかかります。
「JG_書式化図枠」を使用すれば、各図面に固有の情報を残したまま、図面枠のフォーマットだけを入れ替えることができます。
図面枠を更新すると、登録図面枠内の汎用的な文字が、既存図面の情報に置き換わります。
例えば、以下のように変換されます。
| 登録図面枠の文字 | 更新後の内容 |
|---|---|
| 図面名 | 断面図 |
| 縮尺 | 1/400 |
%f3(埋め込み文字) | 図面番号の埋め込み文字を継承 |
*図面番号については、Jw_cadの埋め込み文字に対応しているため、ファイル名などに基づく図面番号表示をそのまま活用できます。
図面枠の更新時には、縮尺情報を取得して、新しい図面枠に反映することもできます。
例えば、基本設計図を読み込んだ際に、
A3:1/400
という縮尺情報が得られた場合、実施設計用の図面枠で新たにA1サイズの表記が必要であれば、
A1:1/200
のような縮尺情報を自動的に追記できます。
図面サイズに応じた縮尺表記を整える作業も軽減できます。
図面枠内では、図面名称や縮尺が右下のメイン枠だけでなく、左上や右上など複数箇所に記載されていることがあります。
「JG_書式化図枠」では、(一般的には)右下のタイトル欄だけでなく、図面枠内の複数箇所にある図面名・縮尺にも情報の置き換えを反映できます。
そのため、図面枠全体の表記を統一しやすくなります。


基本設計が終わり、上記の基本設計図の図面枠を実施設計の図面枠に乗せ換えることが必要になりました。まず以下の実施設計の図面枠を登録します。


図面名は「図面名」、縮尺は「縮尺」、図面番号は「%f3」(埋め込み文字)として登録します。この登録した図面枠で先の基本設計図の図面枠を更新すると以下になります。
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「図面名」が「断面図」に、「縮尺」が「1/400」という具体的な数字に置き換わり、図面番号は「%f3」(上記は埋め込み文字を表示して008となっている)がそのまま踏襲されています。
(縮尺について、実施設計図枠で新たにA1サイズが加わりました。基本設計図を読み込んだ際に得られたA3:1/400というデータから自動的にA1:1/200を追記しています。)
またこの情報の置き換えは、メインの右下枠のみならず、左上と右上に記載した図面名と縮尺にも及んでいます。
平面図や平面詳細図では、図面枠と一体になった凡例表を配置することがあります。
例えば、以下のような要素を含む図面枠です。
これらの凡例表が図面枠と同じレイヤグループで管理されている場合でも、図面枠と一体のものとして登録・配置・更新できます。
ハッチング凡例を含むような図面枠であっても、ひとつの書式化された図面枠として扱えるため、平面図や平面詳細図の作成にも有効です。

登録した図面枠は、既存図面枠の更新だけでなく、新規図面への配置にも使用できます。
新規配置時には、以下のような機能を利用できます。
これにより、新しく作成した図面にも、統一された図面枠を効率よく配置できます。
「JG_書式化図枠」では、以下のような処理が可能です。
【1】zipファイルを解凍し、JWWフォルダー内または任意の場所に保管します。
【2】Jw_cadの[その他]メニューから外部変形コマンドを選択します。
【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_書式化図枠」フォルダー内の書式化図枠.BATをクリックします。

【4】Jw_cadのトップメニュー下に表示される「①登録」「②配置」「③更新」の3つのメニューから実行する作業を選択します。
≪ ① 登録 ≫
【5】「登録する図面枠を選択」と表示されるので、登録する図面枠を全て選択し「選択確定」ボタンを押します。
補足①:ブロック図形は登録できません。事前に登録解除が必要です。
補足②:複数のレイヤグループに分散している場合でも登録できますが、配置先のレイヤグループの縮尺と完全に一致している必要があります。
補足③:読み取りの基準点は用紙の左下で、書き出し(配置)の場合も同様です。

【6】登録設定フォームが立ち上がるので、①縮尺記載から、縮尺を記載する用紙サイズを選択します。次に②図面名を示す文字列において、図面名称となる文字列を選択します。

記:②「図面名を示す文字列」は最初に候補が表示されていますが、異なる場合は上記のようにプルダウンメニューから選択します。これらはJw_cadで選択した図面枠の中から文字列を抽出しています。
次に③図面番号の文字数(バイト数)を1~9の整数で入力します(埋め込み文字を使用していない場合は入力不要です)。「OK」ボタンを押すと図面枠が登録されます。
補足:③図面番号の文字数入力の目的は、図面枠を新規配置する際にファイル名から図面番号部分を省いて記載するためです(埋め込み文字で図面番号をファイル名から抽出することを前提としています)。
図面番号の再現には、あくまで登録図中の文字データ(埋め込み文字含む)が使用されます。
≪ ② 配置 ≫

【5】描画設定フォームが立ち上がるので、①描画グループと②描画レイヤを入力します。登録図のレイヤグループと同じにする際はチェックボックスにチェックを入れます。
補足:選択したレイヤグループの縮尺と登録図の縮尺が異なる場合は確認メッセージが表示されます。あらためてレイヤグループを設定して下さい。

【6】記載事項フォームが立ち上がるので、①図面名を確認します。
記:候補で表示される図面名は、ファイル名から登録時に設定した図面番号の文字数を省いた文字列です。異なる場合は記載し直します。
次に②縮尺を確認します。
記:候補で表示される縮尺は、配置先の0グループの縮尺です。異なる場合は記載し直します。
「OK」ボタンを押すと図面枠が描画されます。
補足①:登録図面ファイルと配置先図面ファイルの「書き込み文字種」設定が異なる場合は、文字サイズや色が正しく再現できない場合があります。
補足②:登録図面ファイルと配置先図面ファイルの用紙サイズが異なる場合は用紙の左下を基準に配置します。
≪ ③ 更新 ≫
【5】「更新(消去)する図面枠を選択」と表示されるので、更新(消去)する図面枠を全て選択し「選択確定」ボタンを押すします。

重要:図面枠以外を選択すると情報が消去されるので注意してください。図面枠は別グループとしておくことを推奨しています。
【6】記載事項フォームが立ち上がるので、①図面名を確認します。
①「図面名」は最初に候補が表示されていますが、異なる場合は前述のようにプルダウンメニューから選択します。これらは、Jw_cadで選択したデータから抽出した文字列です。
次に②縮尺を確認します。
記:候補で表示される縮尺は、選択した図面枠の中から最も縮尺に適した文字列を抽出して記載しています。異なる場合は記載し直します。
「OK」ボタンを押すと図面枠が更新されます。
補足①:登録図面ファイルと配置先図面ファイルの「書き込み文字種」設定が異なる場合は、文字サイズや色が正しく再現できない場合があります。
補足②:登録図面ファイルと配置先図面ファイルの用紙サイズが異なる場合は用紙の左下を基準に配置します。
補足③:更新後の図面枠は、登録図のレイヤグループではなく、現在のレイヤグループに描画されます。現在のレイヤグループの縮尺と登録図の縮尺が異なる場合は確認メッセージが表示されます。
「JG_図面リスト」は、既存の図面リストやフォルダー内の図面ファイル名をもとに、Jw_cad上へ図面リストを作成できる外部変形です。
基本設計や実施設計では、着手時に業務全体を把握するための図面リストを作成し、設計図が一通り揃った段階で、改めてインデックス(目録)として最終的な図面リストを作成することが多いと思います。
一方で、設計途中の段階では主要図面の作成に追われ、図面リストの更新まで手が回らないことも多いと思います。
「JG_図面リスト」を使えば、フォルダー内の図面ファイル名を集計し、いつでも最新に近い図面リストを作成できます。
設計業務の進捗確認や、複数の設計者間での情報共有にも役立ちます。
Jw_cadには、特殊な埋め込み文字を利用して、図面ファイル名を図枠などに表示できる便利な機能があります。
この機能を活用し、ファイル名を
A-001_配置図.jww
A-002_平面図.jww
A-003_立面図.jww
のような一定のルールで作成しておけば、図面番号や図面名称を図枠へ反映しやすいだけではなく、図面番号と図面名称をファイル名から読み取りやすくなります。

「JG_図面リスト」では、以下のような処理が可能です。
バージョン1までは、Excelで作成した図面リストを読み込み、Jw_cadへ変換出力する機能が中心でした。
バージョン2からは、任意のフォルダー内にあるファイル名を直接取得し、Jw_cadへ図面リストとして書き出せるようになりました。
これにより、Excelでリストを一から作成しなくても、図面ファイルが保存されているフォルダーを指定するだけで、図面リストの作成が可能になります。
任意のフォルダーを指定すると、その中に保存されている図面ファイル名を取得し、図面リストとして出力できます。
例えば、以下のようなファイル名の場合、
A-001_案内図.jww
A-002_配置図.jww
A-003_1階平面図.jww
A-004_2階平面図.jww
先頭の図面番号と、アンダーバー以降の図面名称を切り分けて、リスト表へ整理できます。
出力例としては、以下のような構成になります。
| 図面番号 | 図面名称 |
|---|---|
| A-001 | 案内図 |
| A-002 | 配置図 |
| A-003 | 1階平面図 |
| A-004 | 2階平面図 |
ファイル名の付け方を整えておくことで、図面リストの作成や更新が非常に効率的になります。

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設計フォルダー内には、正式な図面ファイル以外にも、さまざまなファイルが混在していることがあります。
例えば、
.jww.bak.jw$.pdf.dxfなどです。
「JG_図面リスト」では、これらの中から必要な拡張子だけを判別して抽出できます。
.jww のみ抽出.pdf のみ抽出.dxf のみ抽出既存のファイル名に図面番号が含まれていない場合でも、新たに図面番号を付与してリスト化できます。
そのため、ファイル名の管理ルールがまだ整っていない初期段階でも、図面リストとして整理し直すことが可能です。
設計途中で図面番号体系を整えたい場合にも便利です。
Jw_cadへ出力するリスト表は、書き出す文字の大きさに合わせて、表のサイズや罫線の間隔が適切に調整されます。
そのため、図面名称の長さや文字サイズに応じて、見やすい図面リストを作成できます。
手作業で罫線間隔や表の幅を調整する手間を減らせる点も大きなメリットです
従来通り、フォルダー内のファイル名を取得して、Excel形式に変換することもできます。
一度Excelに書き出してから、
などを行い、その編集済みの図面リストをJw_cadへ書き出すことが可能です。
本ツールは、直接Jw_cadへ出力する方法と、Excelで編集してから出力する方法を使い分けられます。

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図面リストは、設計の着手時と完了時だけでなく、途中段階でも作成・更新できると非常に便利です。
「JG_図面リスト」を使えば、フォルダー内の図面ファイルをもとにリストをいつでも簡単に作成できるため、現在どの図面が作成済みなのかを把握しやすくなります。
特に、複数人で設計を進める場合には、図面の進捗共有やファイル管理の確認にも役立ちます。
【1】zipファイルを解凍し、JWWフォルダー内または任意の場所に保管します。
【2】Jw_cadの[その他]メニューから外部変形コマンドを選択します。
【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_図面リスト」フォルダー内の図面リスト.BATをクリックします。
【4】Jw_cadのトップメニュー下に、「◎配置基準点(左上)を指示」と表示されるので、リストを配置する任意の点をクリックします。

【5】作業選択フォームが立ち上がるので、
① 図面リストをファイル名を取得して作成する場合は「ファイル名から入力」を選択します。
② EXCELから読み込む場合は「EXCELから入力」を選択します。
③ ファイル名の一覧をEXCELに取り込む場合は「ファイル名の一覧をExcelに取り込む」を選択します。
<「ファイル名から入力」を選択した場合>

【A】操作方法のメッセージが表示される。OKボタンを押すと、(ファイルを)「開く」ダイアロボックスが立ち上がるので、リスト化したいフォルダー内の任意のファイルを選択します。
「開く」ダイアロボックス.jpg)
補足:選択したファイルの拡張子が参照され、同じフォルダー内にある同一拡張子のファイルが全てリスト化されます。拡張子の種類は問いません。jww,dxf,dwg,pdf等全ての拡張子のファイルをリスト化できます。

【B】読み込みと書き出し設定フォームが立ち上がるので、左側の読み込み設定において、図面名から図面番号と図面名称に分けて取り出す場合は、「「番号」を取り出す」ラジオボタンをオンにし、取り出さない(ファイル名をそのまま利用する)場合は、「「番号」を取り出さない」ラジオボタンをオンにします。
取り出す場合は、①番号部分の文字数と、②図面名称の先頭位置を先頭から何文字目かで入力する。「番号」を取り出さない場合でも先頭の文字を省略することができるため、入力開始位置を先頭から何文字目かで入力します。
補足:(例)「A-005 配置図」というファイル名があった場合、図面番号には[5」を入力し、図面名称の先頭位置は、数字の後の半角スペースも数に加えて「7」を入力します。全角と半角に区別はなく1文字に数えます。
続いて右側の書き出し設定において、①記載仕様として、リスト表の線(色)番号(1~9まで)とリストの文字種(1~9まで)を入力します。線(色)番号はSXF色の101~356まで利用できます。
次に、②レイヤグループとして、描画グループ(0~Fまで)、描画レイヤ(0~Fまで)を入力します。
読み込み設定において、「番号を取り出さない」ラジオボタンをオンにした場合は、新たな図面番号を図面名称の前に付加することができます。③図面番号の先頭記号、④記号と番号の間の表現(半角余白、ハイフン、アンダーバー等)、⑤図面番号の桁数(3桁まで可能)を入力します。
補足:(例)「A-005」という図面番号の場合、③には「A」、④には「-」、⑤には「3」(桁)を入力します。
「OK」ボタンを押すと、Jw_cadの画面に図面リストが描画されます。
<「EXCELから入力」を選択した場合>

【A】入力方法のメッセージが表示されます。「図面リストの入ったExcelブックを選択して下さい。」と表示されるので、「OK」ボタンを押すと、(ファイルを)「開く」ダイアロボックスが立ち上がるので、EXCELファイルを選択し「開く」ボタンを押します。

【B】「EXCELl表の選択」フォームが立ち上がるので、シート名を入力し、表の範囲を左上セルと右下セルで設定します。記載設定を行う場合は「記載設定」ボタンを押します。
「変換出力」ボタンを押すと、Jw_cadの画面に図面リストが描画されます。
ご案内:「JG_図面リスト」フォルダ内に図面リストのサンプルファイルを同梱しています。任意に編集してご使用ください。


【6】【A】で「記載設定」ボタンを押すと「記載設定」フォームが表示されるので、文字仕様として、記載の文字色と文字の縦横比率を記入します。次にリスト表の罫線仕様としてEXCELの「細線」「標準線」「中太線」「太線」に線(色)番号を割り当てます。記入が完了した際は「OK」ボタンを押します。
補足:文字色は、1~9又は101から356以外の番号を入力すると現在の設定で描画されます。各線の線(色)番号は、1~9又は101から356以外の番号を入力すると、他に入力のある線(色)番号に同調します。全てが既定値以外である場合は現在の設定で描画されます。
<「ファイル名の一覧をExcelに取り込む」を選択した場合>
【A】操作方法のメッセージが表示されます。OKボタンを押すと、フォルダーを選択するダイアログボックスが立ち上がるので、リスト化したいフォルダー内の任意のファイルを選択します。
補足:選択したファイルの拡張子が参照され、同じフォルダー内にある同一拡張子のファイルが全てリスト化されます。拡張子の種類は問いません。.jww,.dxf,.dwg,.pdf 等全ての拡張子のファイルをリスト化できます。

【B】文字列設定フォームが立ち上がるので、ファイル名の文字列を省略せず全て読み込む場合は「文字列を全て読み込む」ラジオボタンをオンにします。ファイル名の文字列を一部省略する場合は「先頭から指定文字数を省く」ラジオボタンをオンにし、「文字数を指定」欄に数字を入力します。
【C】Excel出力フォームが立ち上がるので、①「新規ファイルを作成」するか②「既存ファイルを上書き」するかを選択します。
注意:Excelをバックグラウンドで立ち上げ書き込みを行うため初回は時間を要します。
≪ ① 新規ファイルを作成 ≫

【ア】Excelへの出力が完了すると、「書き出しが完了しました。」のメッセージが表示され、続けて「名前を付けて保存」のダイアロボックスが立ち上がるので、ファイル名を記入して保存します。
≪ ② 既存ファイルを上書き ≫
【ア】上書きするファイルを選択する(「開く」)ダイアロボックスが立ち上がるので、ディレクトリーからファイルを選択し、「開く」ボタンを押します。

【イ】書き出し設定フォームが立ち上がるので、シート名と先頭セル(デフォルトでは「A1」)を入力し「OK」ボタンを押します。
注意:入力したシート名がブックに無い場合は、入力名のシートが新たに作成されます。
【ウ】Excelへの出力が完了すると、「書き出しが完了しました。」のメッセージが表示されます。
注意:②「既存ファイルを上書き」を選択した場合、同ファイルが開いている場合は書き込みが行えません。閉じた後に「OK」ボタンを押して下さい。
【7】【5】のメニューに戻るので、保存したExcelブックから図面リストフォーマットのあるExcelブックにコピー&ペーストし、「EXCELから入力」ツールでJw_cadの画面に書き出しを行います。

「JG_平面図作成」は、Jw_cadで作成した シングルラインのラフプラン/単線プラン から、壁厚を持った ダブルラインの平面図 を自動作成する外部変形です。
基本計画や基本設計の初期段階では、複数案を短時間で作成し、クライアントへ提示する場面が多くあります。
そのような場面で、単なるブロックプランにとどまらず、ある程度体裁の整った平面図をすばやく作成できるのが、このツールの大きな特徴です。
単線プランは、計画の骨格を素早く整理するには便利ですが、そのまま提示すると、どうしても簡素で味気ない印象になりがちです。
一方で、図面には多少冗長と思えるほどの情報が入っていた方が、検討段階での気づきも増えます。
結果として、早い段階で問題点や改善点を発見しやすくなり、フロントローディング にもつながります。
「JG_平面図作成」では、簡単な単線のブロックプランに対して、概ね基本設計レベルの注釈や図面表現を自動的に追加し、短時間で体裁の整った平面図を作成できます。

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「JG_平面図作成」では、以下のような処理を自動で行うことができます。
単線プランをダブルライン化した後、壁や柱は自動的に包絡処理できます。
柱位置が確定できる場合は、柱を壁と一体的に包絡すると、冒頭の図のようにまとまりのある図面表現になります。
一方で、初期検討段階では柱位置が未確定の場合もあります。
そのような場合には、柱を壁と一体化せず、位置のみを明示する検討中の表現 とすることも可能です。

壁厚の異なる壁ごとに包絡処理できるため、構法や壁種に応じた表現の使い分けも可能です。
例えば、
といった使い方ができます。
壁種ごとにメリハリを付けることで、図面としての印象も整理され、計画内容が伝わりやすくなります。

単線プランにドアの中心線を短い線分で入力しておくことで、プログラムがその線を中心に出入口を自動配置します。
開き勝手や吊元は、前後の部屋の広さや壁の位置をもとに最適化されます。
そのため、簡素なプランでもドアの軌跡を描画することで、図面にメリハリが生まれ、より基本設計に近い印象を与えることができます。
ドア幅は一律で設定できますが、すべて同じ片開きドアでは、ややリアリティに欠ける図面になる場合があります。
その場合は、単線プラン上でドアの中心線を間隔をあけてダブルで記載することで、以下のような建具表現が可能です。
単純な入力ルールで、設計意図を反映した建具表現を追加できます。
機能拡張版では、窓の一括自動描画にも対応しています。
窓の壁長に対する割合や、開口位置の微調整なども設定できるため、プランの段階に応じて適度な開口表現を加えることができます。
初期提案図でも、窓が入ることで平面図としての具体性が高まり、クライアントに伝わりやすい図面になります。
柱サイズとスパンは、以下の方法から選択できます。
自動/半自動の場合には、さらに以下のモードを選択できます。
柱サイズを小さめに設定することで、S造をイメージしたプラン表現も可能です。

壁や柱の内部は、ソリッド塗り潰しまたはハッチングで表現できます。
ハッチングでは、以下を設定できます。
ハッチングは、柱・壁の構成をRC構造として表現したい場合に適しています。
作図後にソリッドや塗り潰しを変更する際は、「JG_図面脚色」をご使用ください。

ゾーニング図のように部屋の種類ごとに色分けしたい場面もありますが、現時点では彩色できる対象は柱・壁のみです。
部屋ごとの色分けについては、今後のバージョンアップでの対応していく予定です。
「JG_平面図作成」では、図面作成だけでなく、面積や寸法、室名の記載にも対応しています。
設定により、以下を自動作成できます。
壁芯面積や有効面積等の室面積は室名の下に表記されます。
また、室名と面積はExcelへ書き出すことも可能です。



作成する平面図の表現は、細かく調整できます。
設定可能な項目には、例えば以下があります。
これらは図面提案に合わせて、柔軟に設定できます。
「JG_平面図作成」は、ラフな単線プランを短時間で体裁の整った平面図に変換できるため、基本計画や基本設計の初期検討に適しています。
複数案をすばやく作成しながらも、クライアントに提示できる水準の図面表現を整えられる点が大きなメリットです。
単線プランは検討には便利ですが、そのままでは情報量が少なく、完成イメージが伝わりにくい場合があります。
「JG_平面図作成」を使えば、壁・柱・建具・面積・寸法などを自動的に付加し、短時間で見栄えのする平面図を作成できます。
スピードと図面品質の両方が求められる基本設計段階においては有効な外部変形ツールです。
【1】zipファイルを解凍し、JWWフォルダー内または任意の場所に保管します。
【2】Jw_cadの[その他]メニューから外部変形コマンドを選択します。
【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_平面図作成」フォルダー内の平面図作成.BATをクリックします。
【4】Jw_cadのトップメニュー下に、「厚みの異なる壁ごとに選択」と表示されるので、同一の壁厚となる線分グループ(以下「壁セット」と言う)と開口部(出入口)の位置を示す短線(以下「開口中心線」と言う)、また必要であれば室名を全て選択し、「選択確定」ボタンを押します。
補足:開口中心線は、対応する壁とセットで選択して読み込む必要があります。別々に読み込むと、短い壁として扱われます。
また、開口中心線は、極端に長い場合は壁として扱われます。
開口部を表現しない場合は作成及び読み込みは不要です。
壁セットごとの選択においては、厚みの異なる壁ごとにレイヤーを分けて作成しておくと選択が容易です。
曲線は表現できません(入力しても作図されません)。

【5】壁厚入力フォームが立ち上がるので、壁厚を記載し「入力」ボタンを押します。
他に壁セットが無い場合は「入力完了」ボタンを押します。
他にある場合は、「次の壁セット」ボタンを押します。
補足:「次の壁セット」ボタンを押した場合はJw_cadの画面で次の壁セットを選択します。壁厚入力フォームが再度立ち上がるので同様に壁厚を記載し「入力」ボタンを押します。
注意:「選択した元図を消去」にチェックを入れると選択した壁セットのみ消去されます。
最後の壁セットは【7】基準設定フォームでも消去を選択できます。

【6】包絡確認フォームが立ち上がるので、壁の包絡を一律に行う場合は「一律に行う」ボタンを押します。
壁セットごとに行う場合「壁厚ごとに行う」ボタンを押します。
行わない場合は、「行わない」ボタンを押します。
補足1:「壁厚ごとに行う」を選択した場合、壁厚が異なる部分の交点の勝ち負けは、壁厚が厚いほうが優先になります。
交差する壁の角度が極端に鋭角な場合は正しく包絡されません。
また線が点で複数分岐する場合も包絡処理が適切に行われません。
また柱との包絡は壁厚が厚い壁とのみ包絡されます。(「一律に行う」を選択した場合は全ての壁と柱が包絡されます。)
補足2:(包絡を)「行わない」を選択した場合、出入口の一律作成、窓の自動作成、有効面積算定は行えません。
柱は、描画レイヤグループ(0~Fまで)、描画レイヤ(0~Fまで)、線(色)番号(1から9まで)を「柱描画設定」で設定できます。

【7】基準設定フォームが立ち上がるので、
①柱型の自動作成を行うか、
②出入口の一律作成を行うか、
③窓の自動作成を行うか(機能拡張版のみ使用可能)選択するラジオボタンを押します。
出入口の一律作成を行う場合は、開口幅を入力します。
またドアの軌跡を描画する場合は「軌跡を描画する」にチェックを入れます。
さらに、開口位置の微調整などを行う場合は「詳細設定を行う」にチェックを入れます。
次に壁を描画する描画グループ(0~Fまで)と描画レイヤ(0~Fまで)を入力します。
次に選択した元の図形を消去する場合は、「選択した元図を消去」にチェックを入れます。
さらに、開口部以外の記載設定(面積、室名、寸法、壁の脚色等)を行う場合は「その他記載設定」ボタンを押します。
補足:出入口の位置は【4】で選択した開口中心線を基準に描画されます。(位置を変更する場合は詳細設定で行います)。
親子開き扉、両開き扉として描画する場合は、Jw_cadで中心線を以下の間隔で2本平行に作図します。
・親子開きドア:間隔500以上700未満
・両開きドア:間隔700以上
開口幅は2000を超えるサイズを入力した場合は2000で算定されます。
壁の線(色)番号は、壁の描画においてはJw_cadの現在設定で一律に描画されます。
窓は間口のなかに1か所でも出入口がある場合は描画されません。
「精度設定」チェックボックスは面積算出が適正に行われない場合に調整用として使用します。
①「交点の精度」のみ0.01から10mmの間で調整できます(デフォルトは0.1mmです)。
②平行線の精度は管理者用のため使用できません。
注意1:中心線が壁に対して概ね90度で交差していない場合は適切に描画されません。「選択した元図を消去」にチェックを入れた際に、壁セットが複数ある場合は最後に選択した壁セットのみ消去されます。(全て消去する場合は【5】壁厚入力フォームの「選択した元図を消去」で壁セットごとに消去して下さい。)
注意2:「選択した元図を消去」にチェックを入れた場合で、かつ「その他記載設定」で「室名欄の作成」を「行う」にした場合は、Jw_cadで入力されている文字の一部(室名として読み込まれなかった文字)は消去されます。
≪ ①柱型の自動作成「詳細設定を行う」にチェックを入れた場合≫

【A】柱型詳細設定フォームが立ち上がるので、
①柱型サイズを設定する場合は、X方向とY方向の柱サイズを、
②スパンを設定する場合は、X方向のスパンとY方向のスパンを入力します。
自動入力とする場合は未記入か0を入力します。
柱型と壁を包絡する場合は「柱型と壁を結合する」チェックボックスにチェックを入れ、
経済スパン(7m前後)を考慮する場合は「経済スパンを優先」チェックボックスにチェックを入れます。
②のスパン設定をした場合でも微調整を自動で行う場合は、「スパンの割付調整(省略)」チェックボックスにチェックを入れます。
補足1:「柱型と壁を結合する」チェックボックスにチェックを入れた場合:
【6】包絡確認フォームで「一律に行う」を選択した場合は、全ての壁と柱が包絡されます。
「壁厚ごとに行う」を選択した場合は、壁厚が最も厚い壁とのみ柱が包絡されます。
補足2:「経済スパンを優先」チェックボックスにチェックを入れた場合:
経済スパンは7m前後に設定しています。ただし②スパン値が入力されている場合は入力値が優先します。
補足3:「スパンの割付調整(省略)」チェックボックスにチェックを入れた場合:
②スパン設定の入力値を考慮した上で、壁との位置関係等を微調整します。(極端に小さいスパンが生じないように、スパン入力値を基準に値を調整します。)
補足4:スパンを入力した場合は建物中心から割り付けます。
一方「スパンの割付を優先」にチェックを入れた場合は端部から割り付けます。
X方向またはY方向のいずれか一方のみを自動とすることも可能です。
注意:柱を自動設定できるのは、X軸(メイン軸)とY軸(メイン軸と約90度方向)のセットが2セットまでです。それぞれのセットで柱サイズ及びスパンが自動調整されます。
柱サイズの自動においては、概ねスパンの1/10で設定がなされます(スパンが一定でない場合は最頻値または平均値が採用されます)。
≪ ②出入口の一律作成「詳細設定を行う」にチェックを入れた場合≫

【A】位置調整と中心線設定フォームが立ち上がるので、出入口位置の調整を行う場合について、壁の間口の中心付近の出入口を、中心位置に正確に描画する場合は「間口の中心位置」にチェックを入れ、
端部付近に位置する出入口を端部からの指定距離の位置に描画する場合は「端部からの位置」にチェックを入れ、続いて端部からの離れ距離を入力します。
壁の間口幅に合わせて出入口の開口幅を調整する場合は、「開口幅自動調整モード」にチェックを入れます。
次に中心線記載設定について、中心線を再描画する場合は「中心線を記載する」にチェックを入れ、開口中心線長さを入力します。
補足:離れ距離、開口中心線共に2000を超える数値または100を下回る数値は入力できません。2000より大きい数値を入力した場合は2000で、100より小さい数値を入力した場合は100で算定されます。
注意:中心位置調整を「行わない」にチェックを入れた場合は、開口中心線は再描画されません。
柱型の自動作成と壁・柱の脚色をセットで行うときは、「開口幅自動調整モード」をONにして下さい。
また窓の位置調整は行われません。

【B】「その他記載設定」ボタンを押した場合は、その他記載設定フォームが立ち上がるので、
③壁芯面積の算出、
④有効(内法)面積の算出、
⑤室名欄の作成、
⑥通り芯間寸法の記入を行う場合は各ラジオボタンをオンにします。
次に記載仕様として、面積の小数点以下の桁数(0~6桁まで)と、使用する文字種(1~10まで)を入力します。
次に壁を脚色(ハッチングまたは塗り潰し)する場合はチェックボックスにチェックを入れます。
次に、面積をExcelに書き出す場合はチェックボックスにチェックを入れます。
補足1:寸法は、主要な通り芯を3方向まで自動で検出して、その通り芯間の寸法を記載します。文字種は1~10以外の番号を入力すると現在設定で描画されます。
Excelに出力されるのは、室名と壁芯面積、有効面積になります。
補足2:Jw_cadに室名が記載され、かつそれらを【4】で選択して読み込んだ場合は、それらの室名の下に面積が記載されます。
また、⑤室名欄の作成を「行う」とした場合は、【D】で入力した室名で上書きされてJw_cadに記載されます。
入力を行わなかった場合は、元の室名がそのまま記載されます。
注意:部屋が棟として分かれている場合、外周面積が算定される場合があります。
重要:回遊廊下のように室が入れ子となっている場合、有効面積は外側の室の内法で算出されるため正確ではありません。(壁芯面積は正確に反映されます。)
≪ 「壁を脚色する」にチェックを入れなかった場合≫
【8】設定完了ボタンを押すとJw_cadの画面に平面図が描画されます。
≪ 「壁を脚色する」にチェックを入れた場合≫

【9】作業選択フォームが立ち上がるので、「ハッチング」か、「塗り潰し」を選択します。
<ハッチング>

【9-A】ハッチング詳細フォームが立ち上がるので、「斜線仕様」で単線、二重線、三重線の中から選択します。
詳細に設定する際は「詳細入力」ボタンを押します。
次にレイヤグループから、描画グループ(0からFまで)と描画レイヤ(0からFまで)を入力します。
OKボタンを押すとJw_cadの画面に平面図とハッチングが描画されます。
補足:「詳細入力」チェックボックスにチェックを入れた際は、詳細設定フォームが立ち上がるので、重線の間隔(二重線と三重線の場合)と斜線角度、線群ピッチを入力します。
次に「記載仕様」で線(色)番号(1~9まで)と線種番号(1~9まで)を入力します。
線(色)番号はSXF色の101~356までを利用することもできます。

<塗り潰し>
【9-B】描画設定フォームが立ち上がるので、表示されたピクチャーボックスの色を確認して「OK」ボタンを押します。
色を変更する場合は、「色を取得」ボタンを押してカラーダイアログから任意に色を選択して「OK」ボタンを押します。
次にレイヤグループから、描画グループ(0からFまで)と描画レイヤ(0からFまで)を入力します。
OKボタンを押すとJJw_cadの画面に平面図と塗り潰しが描画されます。
補足:レイヤグループは0~F以外の番号(又は記号)を入力すると現在のレイヤグループに描画されます。
≪ 「開口部の一律作成」「窓の自動作成」「通り芯間寸法の記入」にチェックを入れた場合≫

【C】注釈描画設定フォームが立ち上がるので、建具の見え掛りと寸法線のそれぞれに、描画レイヤグループ(0~Fまで)、描画レイヤ(0~Fまで)、線(色)番号(1から9まで)を入力します。
「室名欄の作成」にチェックを入れなかった場合はJw_cadの画面に平面図が描画されます。
補足:上記以外の数字を入力すると、Jw_cadで読み取った線(色)番号と同一になります。
≪ 「室名欄の作成」にチェックを入れた場合≫

【D】室名記入フォームが立ち上がるので、室リストから対応する番号を選んで、室名ボックスに室名を記入し「入力」ボタンを押します。
「完了」ボタンを押すとJw_cadの画面に平面図が描画されます。
補足:室名を記入しない部屋については、Jw_cadで記載のある室名がそのまま継続されます。
≪ 「窓の自動作成」にチェックを入れた場合≫

【E】詳細設定フォームが立ち上がるので、窓の比率を入力する場合は、テキストボックスに壁長に対する比率を入力します。
最小窓幅を入力する場合は、テキストボックスに窓幅をミリ単位で入力します。
「JG_図面脚色」は、Jw_cadの平面図・断面図から 壁・床・柱・梁などの断面領域を一括でハッチングまたは塗り潰しによって脚色できる外部変形ソフトです。
切断面を効率よく整えることができ、図面の見やすさや作図作業のスピード向上に役立ちます。
「JG_図面脚色」では、図面内の断面領域などの指定範囲を、指定した条件に応じて脚色できます。
主な機能は以下の通りです。

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壁や床などの断面線が、見えがかり線などと異なる線色で描かれていれば、レイヤーに関係なく対象範囲を一括で抽出できます。
また、壁や床のダブルラインの端部が閉じていない場合でも、範囲を特定して脚色することが可能です。
そのため、図面の状態に応じて柔軟に作業できます。
バージョン2.0から、入れ子が含まれる領域をすべて抽出 できるようになりました。
例えば、平面図内に以下のような壁で囲まれた小さな領域がある場合でも対応できます。
作業選択フォームで「壁または床を特定する場合」を選択すると、通常は 「入れ子の領域を含める」 に自動的にチェックが入ります。
これは、設備シャフトなどの閉じた領域がある場合に、室内側の領域を適切に切り分けるためです。
「入れ子の領域を含める」を有効にすることで、適切な脚色が可能になります。

下図の平面図サンプルのように、EPS(図面の左下)やDS、PSなど壁で閉じた小領域がある場合に、「入れ子の領域を含める」にチェックを入れなかった場合は、中の室内を切り取ることが難しくなります。

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「入れ子の領域を含める」にチェックを入れると下図のように適切に脚色することができます。

バージョン3.0からは、最小壁/床厚 を指定できるようになりました。
これにより、指定した数値以下の壁厚を、脚色対象から除外(トリミング)できます。
例えば、
と設定した場合、壁厚100の壁は脚色範囲から除外(トリミング)でされます。
RC壁と乾式壁など、壁種によって断面表現を分けたい場合に便利です。

下記は、「最小壁/床厚」を120として、壁厚100の壁を脚色範囲から除外した例です。

条件設定フォームでは、柱幅/梁せいの最大値 を設定できます。
ただし、現バージョンでは、設定値以上の柱や梁を正確にトリミングすることは困難な場合があります。
例えば、実際の柱サイズが500×500の場合に、最大値として450を入力すると、独立柱だけでなく壁付柱も除外される場合があります。
そのため、柱・梁の設定は図面内容に応じて確認しながらご利用ください。

Jw_cadで図面を範囲選択した際、線色が2色以上含まれている場合は、範囲設定フォームが表示されます。
壁・柱などの断面線が他の線と異なる線色で描かれている場合、線色番号を指定することで、脚色対象を分離できます。
例えば、壁・柱の線が黄色で描かれている場合は、線色番号に該当する番号を入力することで、壁・柱部分だけを抽出できます。
このように、あらかじめ壁・柱とその他の線を明確に分けておくと、壁の端部が開いている場合でも脚色しやすくなります。

このようにいったん明確に壁・柱とその他を分けておくと、下記のように壁の端部をオープンとした場合でも脚色することが可能です。

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最小壁厚によるトリミング機能は、壁厚の異なる壁が包絡している場合にも活用できます(実行前図参照)。
例えば、厚い壁と薄い壁が連続して描かれている場合でも、最小壁厚を指定することで、薄い壁を除外し、必要な壁だけを脚色できます。
RC壁と乾式壁、構造壁と間仕切壁などを分けて表現したい場合に有効です。

断面図を脚色する場合は、平面図とは異なる注意点があります。
断面図では、床の上下線が必ずしも平行とは限りません。
そのため、精度設定フォームで、上下線の角度を指定する必要があります。(「壁または床を特定する場合」をオンにしておく必要があります。)
以下のような形状がある断面図でも、角度を適切に設定することで、ある程度正確に脚色できます。
勾配や欠き込みを含む複雑な断面でも、条件を適切に設定することで、効率よく断面領域を脚色できます。



下記のように、スラブの水勾配や、庇の上裏勾配、排水溝や水切などの欠き込みがある場合でも、「壁または床を特定する場合」で脚色可能です。

脚色方法は、ハッチングまたは塗り潰しから選択できます。
ハッチングは以下から選択できます。
さらに、以下の項目も指定できます。
図面の用途や表現ルールに合わせて、柔軟に設定できます。
「JG_図面脚色」を使えば、平面図や断面図の断面領域を自動で抽出し、ハッチングや塗り潰しを効率よく行えます。
壁・床・柱・梁の表現を整える作業を省力化し、図面全体の視認性と完成度を高めたい方におすすめの外部変形ツールです。
【1】zipファイルを解凍し、JWWフォルダー内または任意の場所に保管します。
【2】Jw_cadの[その他]メニューから外部変形コマンドを選択します。
【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_図面脚色」フォルダー内の図面脚色.BATをクリックします。
【4】Jw_cadのトップメニュー下に、「図面を全て選択」と表示されるので、平面図または断面図等を全て選択し、「選択確定」ボタンを押します。
注意:家具および建具、見え掛り線などを含めて選択しても問題ありませんが、線の色が同一の場合は間違って選択される場合があります。
また算出にも時間がかかるため、レイヤ-が分かれている場合は非表示にして選択範囲に含めない方が無難です。
【5】作業選択フォームが立ち上がるので、「ハッチング」か、「塗り潰し」を選択します。
壁(柱)または床(梁)を脚色する場合は「壁または床を特定する場合」にチェックを入れます。
また、入れ子の領域がある場合またはあるかどうか不明な場合は、「入れ子の領域を含める」にチェックを入れます。
補足:入れ子の領域が無いことが明らかな場合は、「入れ子の領域を含める」のチェックを外すことで処理スピードを速めることができます。
注意:複雑な平面図や断面図を描画する際、「壁または床を特定する場合」にチェックを入れなかった場合は、閉じた領域を全て抽出するため時間を要します。
重要:平面図で壁(柱)を脚色する場合は、「入れ子の領域を含める」にチェックを入れて下さい。
【A】 ≪ ハッチング ≫
<「壁または床を特定する場合」にチェックを入れた場合>
【6】読込条件フォームが立ち上がるので、「最小壁/床厚」「柱幅/梁せいの最大値」(柱・梁が無い場合は壁厚または床厚)を入力する。範囲の外形線を描出するには、「範囲外形」で「記載する」ボタンをオンにする。
補足:デフォルトで「最小壁/床厚」は50、「柱幅/梁せいの最大値」は1500に設定されています。
「最小壁/床厚」は10~300、「柱幅/梁せいの最大値」は100から5000までの間で設定できます。
正確に入力すると領域の抽出精度を高めると共に描画速度を速めることができます。
重要:「最小壁/床厚」を入力した場合、設定値未満の壁厚/床厚の壁/床の脚色は行われません。
「柱幅/梁せいの最大値」は、設定値を超える柱幅/梁せいの柱/梁を除外するものではありません。描画速度に影響するのみです。
【7】精度設定フォームが立ち上がるので、①平行線の精度で向かい合う線の角度を0.1~10度の間で入力します。(主に水勾配や上裏勾配が付いているスラブや庇を想定しています)。
次に②交点の精度で端点の離れ(距離)を0.1~10mmの間で入力します。(線の端部が微妙に閉じていない場合を想定しています)。
重要:断面図で水勾配や上裏勾配が付いたスラブがある場合は、平行線の精度を5度~10度として下さい。
【8】図面内に線色が二種類以上ある場合は、範囲設定フォームが立ち上がるので、対象範囲の線色を特定するため、対象となる領域を示す線(色)番号を入力します。
全ての線色を対象とする場合は、「指定しない」にチェックを入れます。

【9】ハッチング詳細フォームが立ち上がるので、「斜線仕様」で単線、二重線、三重線の中から選択します。
次にレイヤグループから、描画グループ(0からFまで)と描画レイヤ(0からFまで)を入力します。
詳細に設定する際は「詳細入力」チェックボックスにチェックを入れます。
OKボタンを押すと、Jw_cadの画面にハッチングが描画されます。

補足:「詳細入力」チェックボックスにチェックを入れた際は、詳細設定フォームが立ち上がるので、重線の間隔(二重線と三重線の場合)と斜線角度、線群ピッチを入力します。
次に「記載仕様」で線(色)番号(1~9まで)と線種番号(1~9まで)を入力します。
線(色)番号はSXF色の101~356までを利用することもできます。
決定ボタンを押すとハッチング詳細フォームに戻ります。
<「壁または床を特定する場合」にチェックを入れなかった場合>
【6H】精度設定フォームが立ち上がるので上記【7】に従って入力を行います。
【7H】ハッチング詳細フォームが立ち上がるので上記【9】に従って入力を行います。
注意:「壁または床を特定する場合」にチェックを入れなかった場合は線色の指定は行えません。Jw_cadで選択する際に対象の線色のみを選択して下さい。
【B】 ≪ 塗り潰し ≫
<「壁または床を特定する場合」にチェックを入れた場合>
【6】と【7】の条件・設定入力フォームが立ち上がるので上記に従って入力を行います。
【8】図面内に線色が二種類以上ある場合は、範囲設定フォームが立ち上がるので、対象範囲の線色を特定するため、対象となる領域を示す線(色)番号を入力します。全ての線色を対象とする場合は、「指定しない」にチェックを入れます。

【9】描画設定フォームが立ち上がるので、表示されたピクチャーボックスの色を確認します。
次にレイヤグループから、描画グループ(0からFまで)と描画レイヤ(0からFまで)を入力します。

色を変更する場合は、「色を取得」ボタンを押して、色の設定フォームから任意に色を選択して「OK」ボタンを押します。
描画設定フォームに戻るので、こちらでOKボタンを押すとJw_cadの画面に塗り潰しが描画されます。
補足1:レイヤグループは0~F以外の番号(又は記号)を入力すると現在のレイヤグループに描画されます。
<「壁または床を特定する場合」にチェックを入れなかった場合>
【6S】精度設定フォームが立ち上がるので、上記【7】に従って入力を行います。
【7S】描画詳細フォームが立ち上がるので、上記【9】に従って入力を行います。
注意:「壁または床を特定する場合」にチェックを入れなかった場合は線色の指定は行えません。
Jw_cadで選択する際に対象の線色のみを選択して下さい。