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ファイル名を取得して図面リスト作成

📄 JG_図面リスト

フォルダー内の図面ファイルから、最新の図面リストを自動作成する外部変形ツール

「JG_図面リスト」は、既存の図面リストやフォルダー内の図面ファイル名をもとに、Jw_cad上へ図面リストを作成できる外部変形です。

基本設計や実施設計では、着手時に業務全体を把握するための図面リストを作成し、設計図が一通り揃った段階で、改めてインデックス(目録)として最終的な図面リストを作成することが多いと思います。

一方で、設計途中の段階では主要図面の作成に追われ、図面リストの更新まで手が回らないことも多いと思います。

「JG_図面リスト」を使えば、フォルダー内の図面ファイル名を集計し、いつでも最新に近い図面リストを作成できます。
設計業務の進捗確認や、複数の設計者間での情報共有にも役立ちます。  

🧩 Jw_cadのファイル名取得機能を活用

Jw_cadには、特殊な埋め込み文字を利用して、図面ファイル名を図枠などに表示できる便利な機能があります。

この機能を活用し、ファイル名を

A-001_配置図.jww

A-002_平面図.jww

A-003_立面図.jww

のような一定のルールで作成しておけば、図面番号や図面名称を図枠へ反映しやすいだけではなく、図面番号と図面名称をファイル名から読み取りやすくなります。

Jw_cadの埋め込み文字の例

✅ JG_図面リストの主な機能

「JG_図面リスト」では、以下のような処理が可能です。

  • フォルダー内のファイル名を取得
  • 拡張子ごとのファイル抽出
  • 取得したファイル名をもとに図面リストを自動作成
  • Jw_cad上へのリスト表出力
  • ファイル名を図面番号と図面名称に分けて出力
  • 新たな図面番号の付与
  • フォルダー内のファイル名をExcel形式へ変換
  • Excelで編集した図面リストをJw_cadへ書き出し。
  • 既存の図面リストを読み込み、Jw_cad形式へ変換出力

🆕 バージョン2からの機能拡張

バージョン1までは、Excelで作成した図面リストを読み込み、Jw_cadへ変換出力する機能が中心でした。

バージョン2からは、任意のフォルダー内にあるファイル名を直接取得し、Jw_cadへ図面リストとして書き出せるようになりました。

これにより、Excelでリストを一から作成しなくても、図面ファイルが保存されているフォルダーを指定するだけで、図面リストの作成が可能になります。
 

📁 フォルダー内のファイル名を直接リスト化

任意のフォルダーを指定すると、その中に保存されている図面ファイル名を取得し、図面リストとして出力できます。

例えば、以下のようなファイル名の場合、

A-001_案内図.jww

A-002_配置図.jww

A-003_1階平面図.jww

A-004_2階平面図.jww

先頭の図面番号と、アンダーバー以降の図面名称を切り分けて、リスト表へ整理できます。

出力例としては、以下のような構成になります。

図面番号図面名称
A-001案内図
A-002配置図
A-0031階平面図
A-0042階平面図

ファイル名の付け方を整えておくことで、図面リストの作成や更新が非常に効率的になります。

JG_図面リスト 実行前のファイル一覧

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JG_図面リスト 実行画面

🔍 拡張子ごとの抽出に対応

設計フォルダー内には、正式な図面ファイル以外にも、さまざまなファイルが混在していることがあります。

例えば、

  • Jw_cad図面ファイル:.jww
  • バックアップファイル:.bak
  • 自動保存ファイル:.jw$
  • PDFファイル:.pdf
  • DXFファイル:.dxf

などです。

「JG_図面リスト」では、これらの中から必要な拡張子だけを判別して抽出できます。

抽出できる例
  • .jww のみ抽出
  • .pdf のみ抽出
  • .dxf のみ抽出
    バックアップファイルや自動保存ファイルが同じフォルダー内に混在していても、正規の図面ファイルだけを仕分けしてリスト化できます。

🔢 新たな図面番号の付与も可能

既存のファイル名に図面番号が含まれていない場合でも、新たに図面番号を付与してリスト化できます。

そのため、ファイル名の管理ルールがまだ整っていない初期段階でも、図面リストとして整理し直すことが可能です。

設計途中で図面番号体系を整えたい場合にも便利です。

📐 リスト表の自動調整

Jw_cadへ出力するリスト表は、書き出す文字の大きさに合わせて、表のサイズや罫線の間隔が適切に調整されます。

そのため、図面名称の長さや文字サイズに応じて、見やすい図面リストを作成できます。

手作業で罫線間隔や表の幅を調整する手間を減らせる点も大きなメリットです


📊 Excelとの連携にも対応

従来通り、フォルダー内のファイル名を取得して、Excel形式に変換することもできます。

一度Excelに書き出してから、

  • 図面名称の修正
  • 図面番号の整理
  • 備考欄の追加
  • 不要な行の削除
  • 図面順序の並べ替え

などを行い、その編集済みの図面リストをJw_cadへ書き出すことが可能です。

本ツールは、直接Jw_cadへ出力する方法と、Excelで編集してから出力する方法を使い分けられます

JG_図面リスト EXCELで作成した図面リスト

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JG_図面リスト EXCELから読み込んだ図面リスト

🚀 (まとめ)設計途中でも最新の図面リストを作成しやすい

図面リストは、設計の着手時と完了時だけでなく、途中段階でも作成・更新できると非常に便利です。

「JG_図面リスト」を使えば、フォルダー内の図面ファイルをもとにリストをいつでも簡単に作成できるため、現在どの図面が作成済みなのかを把握しやすくなります。

特に、複数人で設計を進める場合には、図面の進捗共有やファイル管理の確認にも役立ちます。

▶️ 操作方法

【1】zipファイルを解凍し、JWWファイル内または任意の場所に保管します。

【2】Jw_cadの[その他]メニュから外部変形コマンドを選択します。

【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_図面リスト」フォルダ内の図面リスト.BATをクリックします。

【4】Jw_cadのトップメニュー下に、「◎配置基準点(左上)を指示」と表示されるので、リストを配置する任意の点をクリックします。

JG_図面リスト 作業選択フォーム

【5】作業選択フォームが立ち上がるので、

① 図面リストをファイル名を取得して作成する場合は「ファイル名から入力」を選択します。

② EXCELから読み込む場合は「EXCELから入力」を選択します。

③ ファイル名の一覧をEXCELに取り込む場合は「ファイル名の一覧をExcelに取り込む」を選択します。

 <「ファイル名から入力」を選択した場合>

JG_図面リスト 操作方法メッセージ

【A]操作方法のメッセージが表示される。OKボタンを押すと、(ファイルを)「開く」ダイアロボックスが立ち上がるので、リスト化したいフォルダー内の任意のファイルを選択します。

JG_図面リスト (ファイルを)「開く」ダイアロボックス

   

補足:選択したファイルの拡張子が参照され、同じフォルダー内にある同一拡張子のファイルが全てリスト化されます。拡張子の種類は問いません。jww,dxf,dwg,pdf等全ての拡張子のファイルをリスト化できます。

JG_図面リスト 読み込みと書き出し設定フォーム

【B】読み込みと書き出し設定フォームが立ち上がるので、左側の読み込み設定において、図面名から図面番号と図面名称に分けて取り出す場合は、「「番号」を取り出す」ラジオボタンをオンにし、取り出さない(ファイル名をそのまま利用する)場合は、「「番号」を取り出さない」ラジオボタンをオンにします。

 取り出す場合は、①番号部分の文字数と、②図面名称の先頭位置を先頭から何文字目かで入力する。「番号」を取り出さない場合でも先頭の文字を省力することが出来きるため、入力開始位置を先頭から何文字目かで入力します。

   

補足:(例)「A-005 配置図」というファイル名があった場合、図面番号には[5」を入力し、図面名称の先頭位置は、数字の後の半角スペースも数に加えて「7」を入力します。全角と半角に区別はなく1文字に数えます。

 続いて右側の書き出し設定において、①記載仕様として、リスト表の線(色)番号(1~9まで)とリストの文字種(1~9まで)を入力します。線(色)番号はSXF色の101~356まで利用できます。
 次に、②例やグループとして、描画レイヤグループ(0~Fまで)、描画レイヤ(0~Fまで)を入力します。
   

読み込み設定において、「番号を取り出さない」ラジオボタンをオンにした場合は、新たな図面番号を図面名称の前に付加することができます。③図面番号の先頭記号、④記号と番号の間の表現(半角余白、ハイフン、アンダーバー等)、⑤図面番号の桁数(3桁まで可能)を入力します。

   

補足:(例)「A-005」という図面番号の場合、③には「A」、④には「-」、⑤には「3」(桁)を入力します。

   「OK」ボタンを押すと、Jw_cadの画面に図面リストが描画されます。

 <「EXCELから入力」を選択した場合>

JG_図面リスト 入力方法のメッセージ

【A]入力方法のメッセージが表示されます。「図面リストの入ったExcelブックを選択して下さい。」と表示されるので、「OK」ボタンを押すと、(ファイルを)「開く」ダイアロボックスが立ち上がるので、EXCELファイルを選択し「開く」ボタンを押します。
   

JG_図面リスト Exce表の選択フォーム.jpg


【B】「EXCELl表の選択」フォームが立ち上がるので、シート名を入力し、表の範囲を左上セルと右下セルで設定します。記載設定を行う場合は「記載設定」ボタンを押します。
 「変換出力」ボタンを押すと、Jw_cadの画面に図面リストが描画されます。

   

 案内:「JG_図面リスト」フォルダ内に図面リストのサンプルファイルを同梱しています。任意に編集してご使用ください。

JG_図面リストExce表のサンプル.jpg

JG_図面リスト 記載設定フォーム.jpg


【6】【A】で「記載設定」ボタンを押すと「記載設定」フォームが表示されるので、文字仕様として、記載の文字色と文字の縦横比率を記入します。次にリスト表の罫線仕様としてEXCELの「細線」「標準線」「中太線」「太線」に線(色)番号を割り当てます。記入が完了した際は「OK」ボタンを押します。 

   

 補足:文字色は、1~9又は101から356以外の番号を入力すると現在の設定で描画されます。各線の線(色)番号は、1~9又は101から356以外の番号を入力すると、他に入力のある線(色)番号に同調します。全てが既定値以外である場合は現在の設定で描画されます。

 <「ファイル名の一覧をExcelに取り込む」を選択した場合>

【A]操作方法のメッセージが表示されます。OKボタンを押すと、フォルダーを選択するダイアロボックスが立ち上がるので、リスト化したいフォルダー内の任意のファイルを選択します。

   

 補足:選択したファイルの拡張子が参照され、同じフォルダー内にある同一拡張子のファイルが全てリスト化されます。拡張子の種類は問いません。jww,dxf,dwg,pdf 等全ての拡張子のファイルをリスト化できます。

JG_図面リスト 文字列設定フォーム

【B】文字列設定フォームフォームが立ち上がるので、ファイル名の文字列を省略せず全て読み込む場合は「文字列を全て読み込む」ラジオボタンをオンにします。ファイル名の文字列を一部省略する場合は「先頭から指定文字数を省く」ラジオボタンをオンにし、「文字数を指定」欄に数字を入力します。

【C】Excel出力フォームが立ち上がるので、①「新規ファイルを作成」するか②「既存ファイルを上書き」するかを選択します。

   

 注意:Excelをバックグラウンドで立ち上げ書き込みを行うため初回は時間を要します。

 

 ≪ ① 新規ファイルを作成 ≫

JG_図面リスト ファイル選択フォーム

【ア】Excelへの出力が完了すると、「書き出しが完了しました。」のメッセージが表示され、続けて「名前を付けて保存」のダイアロボックスが立ち上がるので、ファイル名を記入して保存します。

 ≪ ② 既存ファイルを上書き ≫

【ア】上書きするファイルを選択する(「開く」)ダイアロボックスが立ち上がるので、ディレクトリーからファイルを選択し、「開く」ボタンを押します。

G_図面リスト 書き出し設定フォーム

【イ】書き出し設定フォームが立ち上がるので、シート名と先頭セル(デフォルトでは「A1」)を入力し「OK」ボタンを押します。

 注意:入力したシート名がブックに無い場合は、入力名のシートが新たに作成されます。

【ウ】Excelへの出力が完了すると、「書き出しが完了しました。」のメッセージが表示されます。

 注意:②「既存ファイルを上書き」を選択した場合、同ファイルが開いている場合は書き込みが行えません。閉じた後に「OK」ボタンを押して下さい。

【7】【5】のメニューに戻るので、保存したExcelブックから図面リストフォーマットのあるExcelブックにコピー&ペーストし、「EXCELから入力」ツールでJw_cadの画面に書き出しを行います。

Wordの文章と表をJw_cadへ変換出力

📝 JG_Word文変換とは

「JG_Word文変換」 は、Wordで作成した文章や表を、Jw_CADの文字列データや線データに変換して読み込む外部変形です。

Word上で表示されている状態をできるだけ保ったまま、Jw_CADへ出力できるのが特徴です。
また、指定した用紙内に文字や表をレイアウトする機能も備えています。

✅ 主な機能

「JG_Word文変換」では、以下のような設定や変換が可能です。

  • Word文書の文章をJw_CADの文字列として読み込み
  • Word文書内の表をJw_CADの線データ・文字データとして変換
  • フォントの設定
  • 文字の縦サイズ・横サイズの設定
  • 文字間隔の設定
  • 文字色の設定
  • 行間の設定
  • 指定した用紙内へのレイアウト
  • 段組みによる流し込み
  • 補助線、グリッド線の描画

JG_Word文変換 変換前のワードデータ

                    

JG_Word文変換 実行画面(Jw_CADデータ)

Jw_CAD上で編集しやすいように、文字の割り付け位置、つまり文字下部に補助線を描画することもできます。

JG_Word文変換 補助線機能

⚠️ 使用前の準備

読み込み対象となるのは、現在開いているWordファイルです。

そのため、Jw_CADで本ツールを実行する前に、あらかじめWordを起動し、読み込みたいファイルを開いておく必要があります。

JG_Word文変換 表示タブの設定

👀 Wordの表示設定について

Wordのバージョンによっては、表示設定が初期状態の 「文章の編集」 になっていると、すべてのページが正しく読み込まれない場合があります。

その場合は、以下の設定に変更してから本ツールを使用してください。

  1. Wordの 「表示」 メニューを開く
  2. 「印刷レイアウト」 から 「閲覧モード」 に切り替える
  3. 「表示」 タブの 「レイアウト」 から 「用紙レイアウト」 を選択する

この状態で実行することで、ページ全体をより安定して読み込めます。

JG_Word文変換 表示タブから「用紙レイアウト」を選択

📊 表の変換について

Word内の表は、Jw_CADの線データと文字データに変換されます。

番号書式設定可否備考
<A.フォント>
A-1全角と半角の区別
A-2特殊文字(太字・斜体・下線文字)
A-3字体JWのデフォルト値
A-4文字サイズ自由に再設定可能
A-5文字色自由に再設定可能
<B.罫線>
B-1縦・横
B-2線の色JWのデフォルト値
B-3線の太さJWのデフォルト値
B-4線種JWのデフォルト値
<C.配置>
C-1文字の横位置全て左寄せ
C-2文字の縦位置
C-3インデント(字下げ)スペースを再現
C-4縦書き
C-5文字制御(セルの結合)
JG_Word文変換 表の書式設定 再現可否一覧

表の幅は、以下の換算で再現されます。

1ポイント=0.35mm

本ツールの変換設定で微調整することも可能です。

縮尺が 1/1 のレイヤグループに読み込んだ場合は、Word上の表とおおむね同じサイズで出力できます。

🔤 字下げ・インデントに関する注意点

行頭の字下げについては、スペース、つまり空欄が入力されている場合のみ有効です。

Wordのインデント機能、文字下げ機能は再現できません

そのため、字下げを反映させたい場合は、Word側でスペースを入力して調整してください。

入力しやすくするため、Wordでは以下の設定を推奨します。

  • オートコレクト設定で、スペースをインデントに変更しない
  • 表示オプションで、スペースを「」として表示する

これにより、字下げに使用しているスペースを視覚的に確認しながら編集できます。

⚠️ スタイル設定・アウトライン設定の注意点

Wordで見出しなどのスタイル設定、またはアウトライン設定を使用している場合は、ページごとに読み込む必要があります。

また、Wordの折り畳み機能を使用している場合は、変換時にエラーになることがあります。
折り畳み機能は使用しないように注意してください。

📄 ヘッダー・フッターの扱い

Word文書にヘッダーやフッターを設定している場合、それらも意図に関わらずJw_CADに取り込まれます。

取り込みたくない場合は、事前にヘッダー・フッターを削除してください。

また、表がヘッダーやフッターの範囲をまたぐ場合、表が適切に読み込めないことがあります。
この点にも注意が必要です。

💬 コメント表示に関する注意点

Wordを 「閲覧モード」 で表示している場合、コメント欄を表示したままにすると、コメント情報もJw_CADに取り込まれます。

コメントを取り込みたくない場合は、Wordの 「校閲」 メニューから 「コメントの表示」 をオフにしてください。

📌 表中の文字位置について

表中の文字位置については、縦方向の配置は再現できます。

一方、横方向の配置はすべて左揃えになります。
中央揃えや右揃えのように見せたい場合は、文字の先頭にスペースを入力して調整してください。

なお、このスペースによる調整は、行頭の字下げとは別の扱いです。

🧩 本ツールのレイアウト機能について

本ツールのレイアウトを設定すると、指定した用紙範囲内に文字列を流し込むことができます。

レイアウトを設定しない場合は、Jw_CADの通常の文字入力コマンドと同様に、下方向へ連続して改行しながら読み込まれます。

📚 流し込み機能

レイアウトを設定した場合、紙面の下端まで文字列が到達すると、折り返し位置を右側に移動し、再び上端から読み込みを続けることができます。

本ツールでは、折り返し列数を以下から選択できます。

  • 2列
  • 4列

また、文字列が1レイアウト、つまり1ページ内に納まらない場合でも、次ページ以降に残りの文字列を連続して流し込むことができます。

JG_Word文変換 4列流し込み(下部に一列の図面タイトル枠)

JG_Word文変換 4列流し込み(右下一画の図面タイトル枠)

📐 用紙・図面枠へのレイアウト

レイアウト機能では、流し込みだけでなく、図面枠内に文字列を適切に配置することもできます。

設定できる内容は以下の通りです。

  • 用紙サイズ
  • 上下左右の余白
  • 描画領域
  • タイトル枠の高さ
  • 列数
  • タイトル枠の形状

タイトル枠の形状は、以下の2タイプから選択できます。

  1. 用紙下部に帯状に設けるタイプ
  2. 用紙右下の一画に設けるタイプ

例えば特記仕様書のように文章量が多く、後から修正が発生しやすい文書では、Wordで編集してからJw_CADへ変換する方法が有効です。

Wordのコメント機能の利用例(JIS記号等にコメント付記)

🧾 特記仕様書での活用例

特記仕様書では、「A種」 や 「B種」 など、JIS・JASに関する記号や分類が多く用いられます。

Wordのコメント機能を利用すれば、これらの記号の意味をメモとして付記できます。
また、協会や関係団体のWebページへのリンクを設定しておけば、その都度検索して調べる手間を省くことができます。

ワードで管理された特記仕様書
JG_Word文変換 ワードから読み込んだ特記仕様書1
JG_Word文変換 ワードから読み込んだ特記仕様書2

ワードによる特記仕様書のサンプルを用意しました。全文をご希望の方は、お問い合わせください。無料でご提供しています。

この特記仕様書を本ツールでJw_CADに読み込む際には、以下の設定値を使用して下さい。

①変換設定

【文字設定】

・文字幅:4mm

・文字高さ:4mm

・文字間隔:0mm

・文字の色:任意

【行間隔】 ・7mm 「レイアウトに合わせ調整」チェックボックスにチェックを入れる。

【レイアウト】 ・行う

【補助線】 ・記入する

【表の幅調整】 1:1.1

②レイアウト設定

【余白設定】 ・デフォルト値

【描画領域】 ・デフォルト値(A1サイズ)

【タイトル枠の高さ】 任意

【列数】 ・4列

【タイトル枠形状】 任意

注意:本ツールを使用する際は、コメント欄を非表示にするか、表示を「閲覧モード」に切り替えて下さい。コメント欄を表示したままにすると、コメント情報も含めてJw_CADに取り込まれます。

🌟 まとめ

「JG_Word文変換」 は、Wordで作成した文章や表を、Jw_CADの文字列・線データとして読み込むための外部変形です。

Word上の見た目を活かしながら、仕様書や表形式の文書をJw_CAD図面内に配置できます。
特に、特記仕様書のように文章量が多く、編集や修正が頻繁に発生する文書では、Wordの編集機能を活用できるため、作業効率の向上が期待できます。

▶️ 操作方法

【1】zipファイルを解凍し、JWWファイル内または任意の場所に保管します。

【2】ワードを起動し読み込むファイルを開きます。

【3】Jw_cadの[その他]メニュから外部変形コマンドを選択します。

【4】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_Word文変換」フォルダ内のWord文変換.BAT をクリックします。

JG_Word文変換 JwCADトップ下メニュー

【5】Jw_cadのトップメニュー下に、「新規読込」と「ページ選択」のメニューが表示されるので、最初は「新規読込」を選択します。

 補足:「ページ選択」は、レイアウト機能を使用する場合でページが2頁以上となる際に使用します。「新規読込」では全てのワードデータを一度に読み込み、ソフト内に保存するため、大量の表がある場合は読み込みに時間を要します。「ページ選択」を使用することで、2頁以降は時間をかけずに読み込むことができます。

 <新規読込>

JG_Word文変換 JwCAD「◎配置基準点(文の先頭)指示」図枠を

【6】Jw_cadのトップメニュー下に、◎配置基準点(文の先頭)指示と表示されるので、点(左クリック (L)で任意点、右クリック (R)で読取点)をクリックする。

JG_Word文変換 変換設定フォーム

【7】変換設定フォームが立ち上がるので、文字設定(文字幅、文字高さ、文字間隔、文字の色)を入力し、レイアウトを行う場合、補助線を記入する場合は各チェックボックスにチェックを入れます。次に、行間隔を設定します。レイアウトを行う場合で、行間隔を微調整してレイアウトに収める場合は、「レイアウトに合わせ調整」チェックボックスに合わせてチェックを入れます。次に、表の幅調整の掛け率を入力します。Jw_cadの現在設定を使用する際は「JwCADの現在の設定で初期化」ボタンを押します。

 補足1:文字幅と文字高さに0を入力すると現在設定が採用されます。文字の色にはJw_cadの色番号(1から9及びSXF色の101~356まで)を入力します。上記の番号以外を入力すると現在設定で描画されます。

Jw_cad フォント選択


 補足2:フォントはワードの設定ではなく、Jw_cadの現在設定が優先します。また表の罫線の線(色)番号も現在設定が採用されます。表の幅調整の掛け率は、主にレイアウト機能を利用する際などで、表の幅を微調整したい場合に1以外の数字(0.8~1.2の間が適当です)を入力します。 

JG_Word文変換 表の幅調整1 (掛け率:0.9)
JG_Word文変換 表の幅調整2 (掛け率:1.1)

 注意:「レイアウトに合わせ調整」チェックボックスに入れた場合は、指定の行間隔に従うものの、全体レイアウトに合うように自動的に微調整されます。「レイアウトに合わせ調整」チェックボックスにチェックを入れなかった場合は、指定の行間隔どおりにレイアウトされます。そのため、最下行が図面下の余白にはみ出す場合があります。

【8】レイアウトを「行わない」にチェックを入れた場合は、Jw_cadに変換した文章が読み込まれます。レイアウトを「行う」にチェックを入れた場合は、レイアウト設定フォームが立ち上がるので、余白設定(上、下、左、右)、描画領域(紙面サイズ)(縦、横)、タイトル枠の高さ、列数(2列又は4列)、タイトル枠の形状(下部一列又は右下一画)を設定します。

JG_Word文変換 レイアウト設定フォーム

 補足:初期値では、余白上:行間隔、余白下:行間隔、余白左:10.8mm、余白右:10.8mm、描画領域(横)841mm(A1サイズ)、描画領域(縦)594mm(A1サイズ)、タイトル枠の高さ:行間隔の7倍、列数:4列、タイトル枠の形状:右下一画に設定されています。

JG_Word文変換 出力頁選択フォーム(A図)

【9】「OK」ボタンを押すと、出力頁選択フォームが立ち上がるので、リストから出力するレイアウト(番号)を選択して「OK」ボタンを押します。Jw_cadに変換した文章がレイアウトされて読み込まれます。
 注意:【8】で設定した図面枠に全ての文章が収まる場合は、リストに表示されるのは、一つのレイアウト(レイアウト1)のみです。文章が収まらず複数頁にまたがる場合にのみ複数のレイアウト(番号)がリストアップされます。
 補足:2ページ目以降は、Jw_cadの最初の操作画面で「ページ選択」を使用すると素早く描出できます。

 <ページ選択>

【6】出力頁選択フォーム(A図)が立ち上がるので、リストから出力するレイアウト(番号)を選択して「OK」ボタンを押します。Jw_cadに変換した文章がレイアウトされて読み込まれます。

~表を読み込む場合の注意事項~

・(重要)表のプロパティで、「文字列の折り返し」と「各ページでタイトル行を表示する」のチェックは外してください。
・ヘッダーフッターを表がまたがる場合は、ヘッダーフッターを削除してください。(できれば「⏎」の表示ごと削除して下さい。表は描出できますが、エラーメッセージが表示されます。)「⏎」の削除はこの部分を選択し「Del」を押すと削除できます。その際、セクション区切りを設定していると削除できない場合がありますので、セクション区切りも同様に削除してください(区切りの先頭で「Del」を押すと削除できます)。
・セルの結合そのものは表現できますが、横列に結合と非結合が繰り返される場合(結合、非結合の後にさらに結合が並ぶ場合)はエラーになります。その際は、結合、非結合のあとの結合を解除して下さい。

建具記号の集計と番号の自動割り当て

JG_建具記号 建具記号の読み取り画面

JG_建具記号」は、建具キープランの建具記号を集計し、番号を自動で割り当てるための外部変形です。

🧩 「JG_建具記号」でできること

  • 入力済みの建具記号(例:AWSD など)を種類ごとに集計します。
  • 集計結果をもとに、重複する番号欠番の有無をチェックします。
  • 番号の自動割り当て機能を利用して、建具の種類ごとに番号を付与します。

▶️ 操作方法

【1】zipファイルを解凍し、JWWファイル内または任意の場所に保管します。

【2】Jw_cadの[その他]メニュから外部変形コマンドを選択します。

【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_建具記号」フォルダ内の建具記号.BATをクリックします。

【4】Jw_cadのトップメニュー下に、「建具記号を一括選択」と表示されるので、建具記号を含む図面を全て選択し、「選択確定」ボタンを押します。

一般的な建具記号

建具記号の図形の種類は、円と楕円、六角形の概ね3タイプがあるかと思いますが、このツールでは正円タイプのみが検索可能です。

JG_建具記号 読み取り通知

【5】「通知」メッセージが表示され、選択できた建具記号の数と、その内訳(①建具符号、②建具番号、③建具注釈)が表示されるので、確認し「OK」ボタンを押します。

JG_建具記号 集計結果(A図)

【6】作業選択フォーム(A図左側)が立ち上がるので、「種類ごとに集計する」か、「番号を自動で割当てる」か選択します。

<「種類ごとに集計する」を選択した場合>

【A】集計結果フォーム(A図右側)が立ち上がり、選択した建具略号と建具番号のセットが昇順で表示されるので、確認し「OK」ボタンを押します。Excelに書き出す場合はチェックボックスにチェックを入れます。

 重要:建具略号として認識される文字は、フォルダー内の「建具略号.txt」にあらかじめ標準略号として登録されています。新たに追加、または変更する場合はこのテキストファイルを編集してください。

 補足:建具記号に番号がなく略号のみの場合は表示されません。(「:」のみ表示されます。)

JG_建具記号 建具略号登録ファイル

集計した建具記号は種別ごとにリスト化されるので、重複する番号や、欠番を確認できます。また、集計結果はEXCELに出力することができます。

JG_建具記号 EXCEL出力

補助的な機能として、建具表回りに記載した防火仕様や防音性能などの注釈を取り出すことができます。建具記号の右側にある文字で、あらかかじめ注釈略号として登録した文字が対象です。

また、このツールでは建具番号を自動的に割り振ることができます。「AW」や「SD」といった建具種別のみを記載しておき、最後に一括して番号を割り当てことでが可能です。

JG_建具記号 記載設定(B図)

 

<「番号を自動で割当てる」を選択した場合>

【B】記載設定フォーム(B図右側)が立ち上がるので、桁数が「2桁」が「3桁」か、番号の位置が略号に対して「上」か「下」か選択します。また使用する文字種(「1~10」)と、開始番号を入力します。

 補足:文字種は1~10以外の番号を入力すると現在設定で描画されます。すでに番号が付いている記号があっても再度番号が割り当てられます。記載されるレイヤは現在設定のレイヤグループ及びレイヤとなります。

JG_建具記号 建具番号の無い建具記号

                    

JG_建具記号 3桁の建具番号を自動で記入した画面

車両軌跡図の作成

「JG_車両軌跡」は、さまざまな車両の回転軌跡を自動作成できる外部変形です。

🧩車両タイプと編集

標準で用意している車両タイプは、軽自動車から大型トラックまで全12種類です。
各車両について、デフォルト値(規定値)である車体サイズ、回転半径、車輪位置などを任意に編集して描画できます。
また、カタログスペックをもとに数値を入力することも可能です。

🏗️作図設定

作図については次の項目が設定できます。

  • 回転角度
  • 外接円/内接円を描画するかどうか
  • 軌跡を描画するかどうか
  • 基準位置に車軸(前輪・後輪の位置)を記載するかどうか
  • 車両の描画間隔(度数)

💾 ユーザー値の登録と保存(v1.2~)

バージョン1.2以降は、任意に設定したスペックをユーザー値として登録できるようになりました。
登録したデータは、「JG_車両軌跡」フォルダ内の DATA.ini ファイルに保存されます。

そのため、新たにソフトをダウンロードした場合でも、DATA.ini を置き換えることで登録データを継続して利用できます。

JG_車両軌跡 チュートリアル ~操作の流れ~

▶️ 操作方法

【1】zipファイルを解凍し、JWWファイル内または任意の場所に保管します。

【2】Jw_cadの[その他]メニュから外部変形コマンドを選択します。

【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_車両軌跡」フォルダ内の車両軌跡.BATをクリックします。

外部変形_車両軌跡.BATの選択

【4】Jw_cadのトップメニュー下に、◎配置基準点指示と表示されるので、点をクリック(左クリック(L)で任意点、右クリック (R)で読取点)します。

Jw_cadのトップメニュー下の操作表示

【5】作図設定フォームが立ち上がるので、Ⅰ車両種別のリストにある11タイプの車両( ①軽自動車 ②小型乗用車(5ナンバー)③普通乗用車(3ナンバー)④普通乗用車(高級車) ⑤マイクロバス(定員15人) ⑥小型バス(定員29人) ⑦中型バス(定員64人)、大型バス(定員92人)、小型トラック(2t)、中型トラック(4t)、大型トラック(8t)、大型トラック(11t))の中から該当する車種を選択し「Ⅰ車両決定」ボタンを押します。該当する車種が無い場合はⅡ部材寸法で任意の値を入力します。

 

JG_車両軌跡 作図設定フォーム

【6】【5】で「Ⅰ車両決定」ボタンを押すと、Ⅱ部材寸法(車体の長さ、車体の幅、オーバーハング前、オーバーハング後、輪距、最小回転半径)の各ボックスに標準値が自動入力されます。確認後、変更する項目がある場合はボックスに任意の数値を入力します。【5】で車両タイプを選択しない場合は、各ボックスに任意の数値を手入力します。

【7】Ⅲ作図仕様の外接円、内接円、車両軌跡、車軸(起点車両)を描画するか設定します。描画する場合は、描画内容(外接円、内接円、車両軌跡、車軸)の各チェックボックスにチェックを入れます。最後に、回転角度と描画間隔を度数で設定します。

【8】「完了」ボタンを押すとJw_cadの画面に車両の回転軌跡が描画されます。

 補足:線(色)番号は現在設定が採用されます。