ファイル名を取得して図面リスト作成
図面リストは、基本設計や実施設計の着手時に業務の全容を把握するためにひとまず作成し、その後一通りの設計図が出来上がった後にインデックス(目録)として再作成するのが一般的だと思いますが、あまり途中段階で作成することはないかと思います。
その理由は、主要な図面を作成するのに掛かりっきりになってしまい、図面リストまで手が回らないというのが実情ではないでしょうか。
しかしながらJw_cadには便利な機能があって、以下のような特殊な埋め込み文字を使用すると、ファイル名を取得して図面枠などに表示でき、ファイル名をしっかり作って管理しておくことで、図枠に表記する図面番号や名称をファイルを開かずとも常に最新の状態に維持できます。

この機能を利用して、基本設計や実施設計のフォルダー内のファイル名を集計してリスト化することができれば、いつでも最新の図面リストがつくれ、業務の進捗を他の設計者と共有しやすくなります。
JG_図面リストは、既成のリストを読み込み、Jw_cadに変換して出力する外部変形(ソフト)です。
バージョン1まではEXCELで作成した図面リストのみが対象でしたが、バージョン2からはフォルダー内のファイル名を取得して、直接Jw_cadに書き出すことが可能になりました。
その際に、ファイル名を図面番号と図面名称に分けて書き出すことができます。また、新たに図面番号を付与することも可能です。
フォルダー内に様々な拡張子のファイルが混在している場合でも、jwwの拡張子のみを判別できるほか、PDFやDXFのみを抽出することも可能です。

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上図は、任意のフォルダーの中に入っている図面ファイルから、先頭の図面番号(A-〇〇〇)とアンダーバーでつながっている図面名称を切り分けて、Jw_cadに変換出力した図面リストです。フォルダーにあるバックアップファイル(拡張子:BAK)や自動保存ファイル(拡張子:jw$)が混雑している場合でも、正規のファイル(拡張子:Jww)のみを仕分けして取り出せます。
リスト表の大きさや罫線の間隔等は、書き出す文字の大きさに合わせて適切に調整されます。
またこれまで通り、フォルダー内のファイル名を取得してEXCEL形式に変換することができ、編集した上でJw_cadに書き出すことが可能です。

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操作方法は、以下の通りです。
【1】zipファイルを解凍し、JWWファイル内または任意の場所に保管します。
【2】Jw_cadの[その他]メニュから外部変形コマンドを選択します。
【3】ファイル選択で、保管した場所にある「JG_図面リスト」フォルダ内の図面リスト.BATをクリックします。
【4】Jw_cadのトップメニュー下に、「◎配置基準点(左上)を指示」と表示されるので、リストを配置する任意の点をクリックします。

【5】作業選択フォームが立ち上がるので、
① 図面リストをファイル名を取得して作成する場合は「ファイル名から入力」を選択します。
② EXCELから読み込む場合は「EXCELから入力」を選択します。
③ ファイル名の一覧をEXCELに取り込む場合は「ファイル名の一覧をExcelに取り込む」を選択します。
<「ファイル名から入力」を選択した場合>

【A]操作方法のメッセージが表示される。OKボタンを押すと、(ファイルを)「開く」ダイアロボックスが立ち上がるので、リスト化したいフォルダー内の任意のファイルを選択します。
「開く」ダイアロボックス.jpg)
補足:選択したファイルの拡張子が参照され、同じフォルダー内にある同一拡張子のファイルが全てリスト化されます。拡張子の種類は問いません。jww,dxf,dwg,pdf等全ての拡張子のファイルをリスト化できます。

【B】読み込みと書き出し設定フォームが立ち上がるので、左側の読み込み設定において、図面名から図面番号と図面名称に分けて取り出す場合は、「「番号」を取り出す」ラジオボタンをオンにし、取り出さない(ファイル名をそのまま利用する)場合は、「「番号」を取り出さない」ラジオボタンをオンにします。
取り出す場合は、①番号部分の文字数と、②図面名称の先頭位置を先頭から何文字目かで入力する。「番号」を取り出さない場合でも先頭の文字を省力することが出来きるため、入力開始位置を先頭から何文字目かで入力します。
補足:(例)「A-005 配置図」というファイル名があった場合、図面番号には[5」を入力し、図面名称の先頭位置は、数字の後の半角スペースも数に加えて「7」を入力します。全角と半角に区別はなく1文字に数えます。
続いて右側の書き出し設定において、①記載仕様として、リスト表の線(色)番号(1~9まで)とリストの文字種(1~9まで)を入力します。線(色)番号はSXF色の101~356まで利用できます。
次に、②例やグループとして、描画レイヤグループ(0~Fまで)、描画レイヤ(0~Fまで)を入力します。
読み込み設定において、「番号を取り出さない」ラジオボタンをオンにした場合は、新たな図面番号を図面名称の前に付加することができます。③図面番号の先頭記号、④記号と番号の間の表現(半角余白、ハイフン、アンダーバー等)、⑤図面番号の桁数(3桁まで可能)を入力します。
補足:(例)「A-005」という図面番号の場合、③には「A」、④には「-」、⑤には「3」(桁)を入力します。
「OK」ボタンを押すと、Jw_cadの画面に図面リストが描画されます。
<「EXCELから入力」を選択した場合>

【A]入力方法のメッセージが表示されます。「図面リストの入ったExcelブックを選択して下さい。」と表示されるので、「OK」ボタンを押すと、(ファイルを)「開く」ダイアロボックスが立ち上がるので、EXCELファイルを選択し「開く」ボタンを押します。

【B】「EXCELl表の選択」フォームが立ち上がるので、シート名を入力し、表の範囲を左上セルと右下セルで設定します。記載設定を行う場合は「記載設定」ボタンを押します。
「変換出力」ボタンを押すと、Jw_cadの画面に図面リストが描画されます。
案内:「JG_図面リスト」フォルダ内に図面リストのサンプルファイルを同梱しています。任意に編集してご使用ください。


【6】【A】で「記載設定」ボタンを押すと「記載設定」フォームが表示されるので、文字仕様として、記載の文字色と文字の縦横比率を記入します。次にリスト表の罫線仕様としてEXCELの「細線」「標準線」「中太線」「太線」に線(色)番号を割り当てます。記入が完了した際は「OK」ボタンを押します。
補足:文字色は、1~9又は101から356以外の番号を入力すると現在の設定で描画されます。各線の線(色)番号は、1~9又は101から356以外の番号を入力すると、他に入力のある線(色)番号に同調します。全てが既定値以外である場合は現在の設定で描画されます。
<「ファイル名の一覧をExcelに取り込む」を選択した場合>
【A]操作方法のメッセージが表示されます。OKボタンを押すと、フォルダーを選択するダイアロボックスが立ち上がるので、リスト化したいフォルダー内の任意のファイルを選択します。
補足:選択したファイルの拡張子が参照され、同じフォルダー内にある同一拡張子のファイルが全てリスト化されます。拡張子の種類は問いません。jww,dxf,dwg,pdf 等全ての拡張子のファイルをリスト化できます。

【B】文字列設定フォームフォームが立ち上がるので、ファイル名の文字列を省略せず全て読み込む場合は「文字列を全て読み込む」ラジオボタンをオンにします。ファイル名の文字列を一部省略する場合は「先頭から指定文字数を省く」ラジオボタンをオンにし、「文字数を指定」欄に数字を入力します。
【C】Excel出力フォームが立ち上がるので、①「新規ファイルを作成」するか②「既存ファイルを上書き」するかを選択します。
注意:Excelをバックグラウンドで立ち上げ書き込みを行うため初回は時間を要します。
≪ ① 新規ファイルを作成 ≫

【ア】Excelへの出力が完了すると、「書き出しが完了しました。」のメッセージが表示され、続けて「名前を付けて保存」のダイアロボックスが立ち上がるので、ファイル名を記入して保存します。
≪ ② 既存ファイルを上書き ≫
【ア】上書きするファイルを選択する(「開く」)ダイアロボックスが立ち上がるので、ディレクトリーからファイルを選択し、「開く」ボタンを押します。

【イ】書き出し設定フォームが立ち上がるので、シート名と先頭セル(デフォルトでは「A1」)を入力し「OK」ボタンを押します。
注意:入力したシート名がブックに無い場合は、入力名のシートが新たに作成されます。
【ウ】Excelへの出力が完了すると、「書き出しが完了しました。」のメッセージが表示されます。
注意:②「既存ファイルを上書き」を選択した場合、同ファイルが開いている場合は書き込みが行えません。閉じた後に「OK」ボタンを押して下さい。
【7】【5】のメニューに戻るので、保存したExcelブックから図面リストフォーマットのあるExcelブックにコピー&ペーストし、「EXCELから入力」ツールでJw_cadの画面に書き出しを行います。






























