JG_車両軌跡(AutoCAD版)
AutoCAD 2027 プラグイン
AutoCADで出来る車両の回転軌跡作図
JG_車両軌跡(AutoCAD版)— 軌跡を見ながら、置きたい場所へドラッグして決められます。
車両の回転軌跡は、置いてみるまで大きさが分からないものでした。AutoCAD 版では、軌跡がマウスに追従します。通路の幅に収まるか、隅切りは足りるかを画面で見比べながら、いちばんよい位置でクリックできます。
車両は軽自動車から大型トラックまで 12 種類。寸法は建築設計資料集成(日本建築学会編)から引用しています。該当する車種が無ければ、部位寸法を直接入力することもできます。
| 取り込んだ AutoCAD の機能 | JG_車両軌跡での活かし方 |
|---|---|
| ジグ(図形のドラッグ配置) | 軌跡がマウスに追従。置く前に形と大きさを確認できる |
| コマンド | コマンド名を打つだけで起動。メニューをたどる必要がない |
| 画層 | 現在層にそのまま作図。あとから表示や印刷をまとめて制御できる |
| 線種(CENTER) | 車体中心線を一点鎖線で作図。図面に無ければ acadiso.lin から自動で読み込む |
見ながら置ける
回転軌跡がマウスに追従します。通路に収まるか、隅切りが足りるかを確かめてからクリックできます。
12 種類の標準タイプ
軽自動車から 11t トラックまで。選ぶだけで、車体の長さ・幅・オーバーハング・輪距・最小回転半径が入ります。
描く内容を選べる
外接円・内接円・車両軌跡・車軸を、それぞれ描くかどうか指定できます。回転角度と描画間隔も度数で設定します。
作図設定フォームは Jw_cad 外部変形版と同じものが開きます。覚え直しは要りません。もちろん、外部変形版もこれまでどおりお使いいただけます。
置く前に、形が見えます
これが AutoCAD 版でいちばん変わったところです。下の図の上でマウスを動かしてみてください。回転軌跡が追いかけてきます。置きたい位置でクリックすると、そこに残ります。
Ⅰ 車両種別
Ⅱ 部位寸法(mm)
Ⅲ 作図仕様
回転
外接円と内接円の半径は、車種を変えるたびに変わります。大型トラック(11t)にすると外接円が 11m を超えるので、通路の取り方がまるで違ってくることが分かります。
外部変形版では、先に配置基準点をクリックしてから設定フォームに入ります。AutoCAD 版は逆で、設定を決めてから配置します。入力画面が開いているあいだは AutoCAD 側の操作を受け付けられないためです。軌跡に対する基準点の位置そのものは、外部変形版と同じです。
12 種類の標準タイプ
寸法は建築設計資料集成(日本建築学会編)から引用しています。「Ⅰ車両決定」を押すと、Ⅱ部位寸法の各欄に標準値が入ります。
| 車種 | 長さ | 幅 | OH 前 | OH 後 | 輪距 | 最小回転半径 |
|---|
該当する車種が無い場合は、各欄に任意の数値を直接入力できます。よく使う寸法は「ユーザー登録」で 3 タイプまで保存しておけます。寸法はすべてミリメートル単位で、作図も図面実寸(ミリメートル)で行われます。
コマンドは 1 つだけです
やることが 1 つなので、覚えるコマンドも 1 つです。もう 1 つは設定用です。
コマンドラインに打つと作図設定フォームが開きます。車種と寸法、描く内容、回転角度と描画間隔を決めて「完了」を押すと AutoCAD に戻り、軌跡がマウスに追従します。置きたい位置でクリックすれば作図され、作成した図形の数がコマンドラインに表示されます。
本体プログラムが起動するまで数秒かかることがあります。配置をやめるときは Esc、設定の段階でやめるときは「キャンセル」を押してください。キャンセルすると「作図データが出力されませんでした」と表示されてコマンドが終わります。
本体プログラムの保管場所を指定し直すコマンドです。「JG_車両軌跡」フォルダーを移動したときだけ使います。
作図されるもの
| 画層 | コマンドを実行したときの現在層に作図されます。作図する画層は、コマンドを実行する前に設定しておいてください。 |
|---|---|
| 図形 | 線分と円弧だけです。文字や寸法は作図されません。 |
| 線種 | 車体中心線は CENTER(一点鎖線)、基準位置(回転前)の車両外形は CONTINUOUS(実線)、車軸・外接円・内接円は現在層の線種(ByLayer)です。線の色は現在層の設定に従います。 |
| 単位 | 図面実寸(ミリメートル)で作図されます。 |
CENTER 線種が図面に登録されていない場合は、acadiso.lin または acad.lin から自動的に読み込まれます。間隔が図面に合わないときは、線種尺度(LTSCALE)を調整してください。
導入のしかた
- ZIP ファイルを解凍するどこに解凍しても構いません。
- 「インストール.bat」をダブルクリックする「VehicleTrack.bundle」フォルダーが
%APPDATA%\Autodesk\ApplicationPlugins\へ自動的にコピーされます。管理者権限は不要です。AutoCAD を終了してから実行してください。全ユーザーで使う場合はC:\ProgramData\Autodesk\ApplicationPlugins\へ(こちらは管理者権限が必要です)。 - 「JG_車両軌跡」フォルダーを好きな場所に置くデスクトップやドキュメントの下に置いていただくと、プラグインが自動で見つけます。見つからないときは初回だけ場所を尋ねるダイアログが出るので、フォルダーの中の
WindowsAppJwwKiseki.exeを選択してください。 - AutoCAD 2027 を起動するすでに起動している場合は、いったん終了してから起動し直してください。
本体プログラムは Ver.1.1 以上が必要です。AutoCAD 版に対応していない古いもの(Ver.1.0)では、フォームは表示されるのに AutoCAD には何も作図されません。別の場所に古い「JG_車両軌跡」フォルダーをお持ちの場合は、本パッケージに同梱のものをお使いください。プラグイン側でもバージョンを確認し、古いものは自動的に対象から外します。
中のファイルを別々の場所に置くと動きません。設定ファイルを同じ場所から読み込むためです。
パッケージの中身
使いかた
はじめに、作図を行う画層を現在層に設定してください。
- コマンドラインに
KISEKIと入力する作図設定フォームが開きます。起動まで数秒かかることがあります。 - Ⅰ 車両種別を選び、「Ⅰ車両決定」を押すⅡ部位寸法の各欄に標準値が入ります。該当する車種が無ければ、Ⅱに直接入力します。
- Ⅱ 部位寸法を確認・修正する車体の長さ・幅、オーバーハング前後、輪距、最小回転半径。単位はミリメートルです。よく使う値は「ユーザー登録」で 3 タイプまで保存できます。
- Ⅲ 作図仕様を決める外接円・内接円・車両軌跡・車軸を描くかどうか、回転角度と描画間隔を度数で設定します。
- 「完了」を押すフォームが閉じ、AutoCAD の画面に戻ります。
- 置きたい位置でクリックする「配置基準点を指定:」と表示され、回転軌跡がマウスに追従します。中止は
Escです。 - 回転軌跡が作図される作成した図形の数がコマンドラインに表示されます。
Jw_cad 外部変形版とは、同じフォルダーで併用できます
同梱の「JG_車両軌跡」フォルダーは、従来どおり Jw_cad の外部変形としても使えます。Jw_cad の[その他]メニューから外部変形コマンドを選び、車両軌跡.BAT を指定してください。フォルダーを分ける必要はありません。
入力した値は両方で共有されます(同じ設定ファイルを使うためです)。線色・線種は、Jw_cad 版では Jw_cad の現在の設定が、AutoCAD 版では上の「作図されるもの」のとおりになります。
動作環境
| OS | Windows 11 |
|---|---|
| CAD | AutoCAD 2027(Jw_cad 外部変形版も同梱) |
| 開発言語 | Visual Basic .NET |
| ソフト種別 | 無償 |
| バージョン | Ver.1.0 |
2026 以前のバージョンでは動作しません。AutoCAD 2027 とそれ以前とでは、内部で使用する .NET のバージョンが異なるためです。2026 以前にインストールしても、読み込まれないだけで害はありません。AutoCAD LT では使用できません。
アンインストール
同梱の「アンインストール.bat」をダブルクリックしてください。%APPDATA%\Autodesk\ApplicationPlugins\ から「VehicleTrack.bundle」フォルダーが削除されます。手作業で削除しても構いません。レジストリなどは変更していないため、これだけで完了します。
本体プログラムの保管場所を記憶しているファイルが %APPDATA%\JgKiseki にあります。完全に消す場合は、このフォルダーも削除してください。「JG_車両軌跡」フォルダーは、不要であれば手作業で削除してください。
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